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毎月勤労統計調査月報200801
毎月勤労統計調査(平成20年1月分結果)
賃金
- 1月の現金給与総額は、規模5人以上で249,257円、前年同月比5.4%減で、6ヶ月ぶりに前年同月を下回った。
(規模30人以上では274,473円、前年同月比7.1%減で、4ヶ月ぶりに前年同月を下回った。) - きまって支給する給与は、規模5人以上で242,721円、前年同月比0.1%減で、14ヶ月ぶりに前年同月を下回った。
(規模30人以上では268,331円、前年同月比0.9%増で、14ヶ月連続で前年同月を上回った。) - 現金給与総額が前年同月比減となったのは、特別に支払われた給与が前年より大きく減少したためであり、
その要因としては、冬季賞与が12月に集中して支給されていたためだと思われる。
表1賃金の動き
図1賃金の動き(前年同月比)−規模5人以上・調査産業計−
労働時間
- 総実労働時間は、規模5人以上で136.7時間、前年同月比1.0%減で、2ヶ月連続で前年同月を下回った。
(規模30人以上では140.8時間、前年同月比1.6%減で、2ヶ月連続で前年同月を下回った。) - 所定外労働時間は規模5人以上で9.9時間、前年同月比3.8%減で、3ヶ月連続で前年同月を下回った。
(規模30人以上では12.8時間、前年同月比3.8%減で、12ヶ月連続で前年同月を下回った。)
表2労働時間の動き
図2労働時間の動き(前年同月比)−規模5人以上・調査産業計−
雇用
- 常用労働者数は、規模5人以上で649,099人、前年同月比0.5%減で、11ヶ月連続で前年同月を下回った。
(規模30人以上では327,524人、前年同月比1.0%減で、13ヶ月連続で前年同月を下回った。) - パートタイム労働者の比率は、低下傾向はおさまり再び上昇が見られる。今月は規模5人以上で29.1%となり、
先月から0.7ポイント上昇した。
表3雇用の動き
図3雇用の動き(前年同月比)−規模5人以上・調査産業計−
図4パートタイム労働者比率の動き−規模5人以上・調査産業計−
注)全国の当月値は速報発表の実数値により算出。翌月の公表資料で確報値に修正して掲載。
【利用上の注意】
- 平成19年1月分調査から、平成16年事業所・企業統計調査の結果に基づき調査対象事業所の抽出替えを行っている。
- 賃金・労働時間の指数については、平成19年1月分調査での調査対象事業所の抽出替え実施に伴う新旧サンプルのギャップを埋めるため、平成12年1月まで遡って修正し指数を接続させた。
また、常用雇用指数については、基準数値を改訂し遡って修正した。(指数の基準時は平成17年=100としている) - 前月比及び前年同月比は、指数の増減である。
- 平成17年1月分から、平成14年3月に改訂された日本標準産業分類により集計を行っている。
- 新産業分類による集計により、平成15年以前と産業の範囲としては厳密には接続しない調査産業計及び製造業の指数については、新産業分類による再集計結果の平成16年平均が、既に公表している平成16年平均と一致するように指数の修正を行って、接続を図っている。