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御嵩町
「御嵩町男女共同参画懇話会」へのアドバイザー派遣に関する取組
御嵩町では、町内自治会などの地域活動や住民によるまちづくりは、未だ男性がリーダーシップをとっているケースが多いため、女性視点での地域コミュニティの構築や自主的な活動の推進、まちづくりへの積極的な参加を増やし、性別を問わず活躍できる活気ある町にしたいと考えられています。
そこで、「男女共同参画懇話会」を設置し、地域活動やまちづくりへの女性の積極的な参画を含む男女共同参画プランへの提言やそれらの意識啓発が行われています。
県では、10月16日、「御嵩町男女共同参画懇話会」に、女性の視点でまちづくりへの参画や地域コミュニティへの活動に取り組んでみえる、恵那市男女共同参画推進協議会会長の坪井弥栄子氏を講師として派遣しました。
坪井弥栄子氏からは、
- 恵那市三郷地域自治区会長、三郷地域自治区三郷地域協議会長を拝命している。会長をやれる力を持った男性が多い中、女性に任せると決断された地域の方々に感謝している。自分が引き受けることで、あとに続く女性が育つと思っている。
- 男性も女性もお互いに、少しの勇気と行動を持つことが大切。男性は長年務めていた役職を女性がやってもいいとの意識を持ち、女性はせっかく空けてくれたポストを大切に受け取る勇気です。そうすることで、男女に関係なくいろいろな役割を自然にみんなができるようになる。
- 女性は、自分ではできないのではないかとしり込みするのでなく、やってみるという気持ちを持ってほしい。地域の会合に積極的に出て、自分の地域を知っていくことで、状況に即した発言ができるようになり、女性の自信につながる。
- 女性の視点は、男性とは違うところを持ち合わせている。女性の目から見た地域の気がつくところを公の場所で、発信していってほしい。そうすることで新しい風が吹いて、新たな意見がまちづくりに反映されていく。
- 地域づくりは、人づくりである。男女共同参画は、地域生活のどのシーンでも関わってくる。男性も女性も自然体で、それぞれの個性と能力を発揮できるような社会となるように一人一人が考えることが大切。
等貴重なお話がありました。
講演の様子
講演の様子その1 | 講演の様子その2 |
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