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高山市連携まち協フォーラム
「高山市連携まち協フォーラム」へのファシリテーター派遣に関する取組
高山市大八まちづくり協議会の他、隣接する6つのまちづくり協議会は、設置から2ヶ年が経過しました。
大八まちづくり協議会は、「まち協は何をするべき組織であるか」「どんな活動をしていくとよいのか」「他のまち協はどんな組織で、どんな活動をしているのか」等を整理し、協慟のまちづくりに向けての研修・地域間の意見交流によるまちづくりへの意識の向上・各まち協間の交流を深め、一層の連携強化を目的として、8月20日、高山市丹生川文化ホールにて「連携まち協フォーラム」を開催しました。
県では、ワークショップのファシリテーターとして、岐阜県コミュニティ診断士 山下ちはる氏、山本秀雄氏、見廣貢輔氏、北條昌彦氏の4名を派遣しました。
初めに、各まち協から活動の現状や課題の発表がありました。
続いて、「まち協を語り合おう今、まち協であなたは(組織は)何をしたいのですか?」をテーマとして、参加者49名が5グループに分かれ、ワークショップが行われました。
ワークショップでは、
- 役員が高齢化し、なり手に苦慮しているが、若者の参加が必要としてまちづくり協議会に青年部を設置していること。
- 行事への参加が少ないため、若者向けの楽しい行事の企画が必要、お祭り等大規模な行事でなく役員の負担も少ない小さな参加しやすい行事の方がいいのではないか、地域をこえての行事を考える必要がある。
- アンケートを実施して、皆の声を拾い少しずつ反映していきたい。
- まち協の活動を知ってもらうために、広報誌等の情報発信が必要である。若者向けには、SNSを活用したほうが浸透しやすい。
- 若者のUーターンを促すため、住みやすくぬくもりのある地域づくりを目標とする。若者が定着するための施策を行政等と連携して企画していきたい。
等多くの意見交換が、活発に行われました。
参加者からは、「各まちづくり協議会の現状や課題の情報共有ができ、今後の運営の参考となった。」「まちづくり協議会役員の意識向上を図ることができたことにより、今後の具体的方向性が確認できた。」「各まちづくり協議会役員相互の交流が深まり、情報交換等今後の活動に役立つ」等の感想がありました。
大八まちづくり協議会の役員の方は、各まちづくり協議会が連携することで、
- 互いのまち協の良さ(物・人・システム等)を共有でき、事務処理の効率化や経費の節減につながる。
- 悩んでいる課題は一緒であるという共通理解が図られ、課題解決の手立てを共に考えるきっかけとなる。
- 行政主導の研修会とは一味違う、和やかで和気あいあいとした味わいのある雰囲気の中で行うことができる。交流等を通して、現実的で最前線での学びの場となり、リーダーの資質向上が図られる。などの良さがあると話されました。
フォーラムの様子
まち協の活動発表の様子 | ワークショップの様子 | フォーラム感想の場の様子 |
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グループ発表の様子その1 | グループ発表の様子その2 | グループ発表の様子その3 |
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