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H29土岐商業高等学校
県立土岐商業高等学校
平成29年7月4日
土岐商業高等学校のビジネス情報科の3年生32名の生徒の皆さんに授業を行い、データの収集から表やグラフの作成まで、適切な統計データの活用術について説明しました。
当日使用した教材<説明資料>[PDFファイル/2.5MB]<ワークシート1>[Excelファイル/29KB]<ワークシート2>[Excelファイル/263KB]
初めに、データの収集方法として政府統計の総合窓口(e-stat)と岐阜県統計課のページを紹介しました。政府統計の総合窓口では、「国勢調査」のデータ、統計課のページでは、「統計からみた岐阜県の現状」のデータの入手方法を紹介しました。
次に、エクセルを使った表の作り方として、ソート機能や絶対参照の機能などを使って、グラフを作成するための下準備の方法を紹介しました。生徒の皆さんは、かなりエクセルのセル操作に慣れており、表についての作業は手際よく行っていました。その後、グラフを作成する上での注意点を紹介し、棒グラフや円グラフを立体で表したり、軸を省略したりする場合の留意点を説明しました。生徒の皆さんは、同じデータでもグラフの形状で見え方が変わることに興味をもって聞いていました。
最後に、実際にエクセルでグラフを作成してもらいました。基本となる棒グラフ、折れ線グラフ、帯グラフ、円グラフという3つのグラフを、正しく表現することに加えて、見やすく整えることにも配慮して作成しました。生徒のみなさんは、見本となるグラフの形に近づけようと意欲的に作業に取り組んでいました。
生徒の感想
今回の出前授業では、学校の授業では学ばないようなことを教えてもらったり、見やすいグラフの作り方について教えてもらったりと、すごくためになることばかりでした。話を聞いているだけではなく、実際にパソコンを使いながらやることで分かりやすいこともあって、すごく楽しい授業でした。1時間というとても短い時間だったけど、充実した時間を過ごすことができました。