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H29上之郷中学校

記事ID:0016179 2017年6月20日更新 統計課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

御嵩町立上之郷中学校

平成29年6月16日

 上之郷中学校の2年生の数学の時間に、「データから生活を見つめ直す」をテーマに授業を行いました。

授業風景01授業風景02

【1時間目】「データから生活リズムを見つめ直そう!」

 当日使用した教材:<説明資料>[その他のファイル/2.5MB]<ワークシート>[PDFファイル/291KB]
 初めに生活の基礎である就寝・起床・睡眠時間を確認してもらいました。睡眠時間については、その場で聞き取り、集計して、度数分布表・ヒストグラムを作成しました。その後、全国の結果と比べて分析しました。「上之郷中の2年生の方が全体的に全国の平均より睡眠時間が短い傾向にある」などの分析結果が出されました。その後、ふだんの自由時間として、「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の時間」「休養・くつろぎの時間」「趣味・娯楽の時間」を振り返り、集計して、全国の平均と合わせて示しました。この結果から「趣味・娯楽の時間が長い傾向にある」などをみいだしました。

【2時間目】「熱中症にご用心!」

 当日使用した教材:<説明資料>[PDFファイル/1.6MB]<ワークシート>[PDFファイル/161KB]
 初めに、「熱中症によって救急搬送された人数(以下:搬送人数)」の都道府別にランキングした場合の2位の都道府県を考えてもらいました。「人口が多い都道府県が上位なので埼玉県なのでは」などの予想が出されました。正解を伝えたのち、47都道府県全体のランキングを紹介しました。岐阜県の搬送人数は、真ん中あたりであることを確認したのちに、「岐阜県は熱中症のリスクが低いと考えていいだろうか?」と問題を提示しました。生徒は、班ごとにエクセルデータのソート機能を使いながら、気温や医療、割合を観点としてデータ分析をしました。「岐阜は、最高気温が高く真夏日も多いが、救急車の到着時間や病院までの収容時間が短いから、リスクが高いか低いかは判断が難しい。」などの分析結果が出されました。最後に、熱中症のリスクと関連して全国の中学生の睡眠時間の結果を伝えると、生徒は驚きの声を上げていました。


生徒の感想
 数値をグラフや表にすることで比較が簡単になり、あらためて便利だと感じた。県や上之郷中の睡眠時間が全国平均より短いと分かったので、熱中症にならないためにも気を付けたい。

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