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ヘルプマーク
ヘルプマークを見かけたら「思いやりのある行動」をお願いします
<平成29年8月1日よりヘルプマークの配布を開始!>
岐阜県では、「岐阜県障害のある人もない人も共に生きる清流の国づくり条例」の施行を踏まえ、「人にやさしい岐阜県づくり」の一環としてヘルプマークを導入し、平成29年8月1日より配布しています。
ヘルプマークの定着には、必要な方への配布はもちろんですが、県民一人一人の理解が何よりも不可欠です。ヘルプマークの利用者を見かけたら「思いやりのある行動」をとっていただくようお願いします。
1.配布要領
- 配布開始日
平成29年8月1日(火曜日) - 配布場所
- 各市町村障がい福祉担当課
- 岐阜地域福祉事務所、県事務所福祉課(西濃、揖斐、中濃、可茂、東濃、恵那、飛騨)
- 岐阜県庁障害福祉課
- 障がい者総合相談センター(身体障害者更生相談所、知的障害者更生相談所、精神保健福祉センター、発達障害者支援センター)
- 配布条件
- ご希望の方に無償で配布します。
- 上記の窓口で、概要を説明のうえお一人につき1個個別に配布します。
- 配布にあたり、障害者手帳、身分証明書等の掲示、申請書等の提出は不要です。
- ご家族や支援者等の代理人による受取も可能です。
- 郵送による配布は行いません。
2.ヘルプマークとは?
義足や人工関節を利用している方、内部障がいや難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方々が、バッグ等に身に付けることで、周囲の方に手助けを必要とすることや「見えない障がい」への理解を求めるものです。
平成24年度に東京都が作成し、現在多数の府県で導入が広がっています。
※手のひらサイズの長方形のストラップ。赤地に白色で十字マークのハートが描かれており、赤は「ヘルプ=普通の状態ではない」ことを発信し、ハートは相手に「ヘルプする気持ちを持っていただく」という意味を含んでいます。また、裏面には、必要な支援が記載されたシールが貼ってあります。
3.県民のみなさまにお願いしたい「思いやりのある行動」
- 電車やバスの中で、マークの利用者を見かけたら席をお譲りください。
- 駅や商業施設等で、困っているマークの利用者を見かけたら、声をかける等の配慮をお願いします。
- 災害時は、マークの利用者が安全に避難するための支援をお願いします。
4.岐阜県ヘルプマークサポーターについて
県民一人ひとりが多様な障がいへの理解を深め、障がい者が生活しやすい社会環境づくりの推進を図るため、岐阜県ヘルプマークサポーター制度を開始し、研修会を開催しています。
研修会には、岐阜県ヘルプマーク普及啓発大使の塚本明里(つかもとあかり)氏を講師としてお招きしております。
【岐阜県ヘルプマークサポーター制度】
岐阜県ヘルプマークサポーターとは、障がいの特性や配慮を理解し、ヘルプマーク所持者に対する声掛けや手助けを実践する人のことです。
本制度では、様々な障がいの特性や、それに応じた支援の方法及び障がい福祉制度を内容とした、岐阜県ヘルプマークサポーター研修を開催します。研修を受講した方の中で、サポーターとしての活動にご協力をいただける方に、岐阜県ヘルプマークサポーターとして、サポーターカードを交付します。
【研修案内】
※台風による開催中止のお知らせ(8月26日)
台風10号が27日から28日にかけて、東海地方にかなり接近する恐れがあります。
そのため、8月28日に予定しておりました岐阜県ヘルプマークサポーター研修の開催について、
協議の結果、誠に残念ではございますが、
参加者の安全を第一に考え開催中止を決定いたしましたことをご連絡申しあげます。
今年度の研修は、県内5か所で予定しています。研修の受講を希望される方は、下記のURLから申込みいただくか、募集案内にある申込書をメールまたは郵送により、障害福祉課までご提出ください。
・URL:https://logoform.jp/form/T8mB/583835<外部リンク>
・募集案内 [PDFファイル/468KB]
※申込みは先着順です。
※メールに申込書を添付することが難しい場合は、受講希望会場、氏名、連絡先、E-mailアドレス、居住市町村、希望するサービスをメールに入力して送付いただくことも可とします。
※メールにて申込みをされた方は、提出後3日以上経過しても県からの連絡がない場合、下記の連絡先までご連絡をお願いします。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために、発熱や風邪などの症状がある方の受講はご遠慮ください。
令和6年度研修予定
会場(定員) | 日時 | 場所 |
---|---|---|
西濃会場(100名) |
令和6年7月22日(月曜日) |
岐阜県西濃総合庁舎 大会議室 |
中濃会場(80名) |
令和6年8月11日(日曜日) |
岐阜県中濃総合庁舎 大会議室 |
東濃会場(90名) | 令和6年8月19日(月曜日) 13時30分から15時00分 |
岐阜県東濃西部総合庁舎 大会議室 |
飛騨会場(200名) |
令和6年8月26日(月曜日) |
岐阜県飛騨総合庁舎 大会議室 |
岐阜会場(60名) ※台風により開催中止(8月26日) |
令和6年8月28日(水曜日) 13時30分から15時00分 |
岐阜県水産会館 中会議室 |
【自治体・団体向けの研修について】
上記の研修以外にも、希望される自治体や団体に対して講師を派遣し、研修会を実施します。
(※会場確保をはじめ、研修会実施に必要な諸準備は、申込をされる自治体・団体で行う必要があります。)
研修を希望される場合は、申込書に必要事項を記入し、研修実施日の1か月前までに提出してください。
- 申込書[Wordファイル/13KB]
- お問合せ・申込み先:障害福祉課社会参加推進係
電話番号:058-272-8309、FAX:058-278-2643、メール:c11226@pref.gifu.lg.jp
【活動報告を募集しています】
ヘルプマークサポーターとしての活動や、街で見つけた思いやりのある行動、ヘルプマークの普及啓発についてお気づきのこと等、皆様の声を募集しています。
届いた声は、ホームページでご紹介させていただく場合がございます。
応募先:障害福祉課社会参加推進係
電話番号:058-272-8309、FAX:058-278-2643、E-mail:c11226@pref.gifu.lg.jp
5.岐阜県ヘルプマーク普及啓発大使について
岐阜県では、ヘルプマークの更なる普及啓発を促進するため、令和元年12月22日に、自らヘルプマークの普及啓発に取り組まれていた塚本明里(つかもとあかり)氏を岐阜県ヘルプマーク普及啓発大使に委嘱しました。
塚本 明里(つかもと あかり)氏
【 プロフィール 】
『 歩ける車椅子タレント 』
30分以上 頭を上げ続けると失神してしまう。原因不明で治療法の確立していない3つの難病 ( 筋痛性脳脊髄炎・線維筋痛症・脳脊髄液減少症 ) を抱えながら、タレント・モデル・インフルエンサー・ライフスピーカーとして活動。
SNS・ラジオ・テレビなどを中心に 闘病生活やヘルプマークのこと、また地域の情報を発信している。
「あかりぃお互い様の社会」にすることが目標。
◉ Office 明里 代表
◉ 岐阜県ヘルプマーク普及啓発大使
◉ 可児市ふるさと広報大使
◉ 東濃実業高校 非常勤講師
◉ 筋痛性脳脊髄炎 患者会「笑顔の花びら集めたい」代表
【岐阜県ヘルプマーク普及啓発大使としての思い】
見た目には普通に見える私。外出時には大きな不安がありました。ヘルプマークの重要性をSNSで発信し続ける私を県が認めてくださり、2019年から『岐阜県ヘルプマーク普及啓発大使』を拝命いたしました。
ヘルプマークのことを理解していても、ヘルプマーク“サポート”については 知らない方も多くいらっしゃいます。また子どもがヘルプマークに出会った時にどう行動するべきかも教えていきたいです。講話・研修・SNSなど普及啓発活動で ヘルプマーク&ヘルプマークサポート についてしっかりお伝えしていきます!
6.普及啓発資料
啓発チラシやポスターを掲載しています。啓発の際にご活用ください。
これらの他に、ヘルプマークを活用した啓発物の作成等をされたい場合は東京都が作成する「ヘルプマーク作成・活用ガイドライン」を御覧ください。
- チラシ(表)[PDFファイル/664KB]
- チラシ(裏)[PDFファイル/629KB]
- ポスター(B3サイズ)[PDFファイル/1.0MB]
- ポスター(B3サイズ)[PDFファイル/1.08MB]
- ステッカー[PDFファイル/68KB]
ヘルプマーク作成・活用ガイドライン(東京都ホームページ)<外部リンク>
7.主要行事
ヘルプマークに関し、これまでに県で行った主な行事を掲載しています。
8.ヘルプカードについて
令和3年9月1日より、岐阜県で新たに「ヘルプカード」を作成・配布しております。
「ヘルプカード」とは、手助けが必要な人が普段から身につけておくことで、周囲の配慮や手助けをお願いしやすくするものです。
「ヘルプカード」を持っている方ご本人の氏名や緊急連絡先、必要な援助等を記載する欄があるため、カードを見せることで周囲の方に必要な情報をすぐに、正確に伝えることができます。ヘルプマークと併せてぜひご活用ください。
・ヘルプカード 様式 [PDFファイル/1.02MB]
※個人情報が記載された大切なカードです。カード記入後は、紛失にご注意ください。
配布場所及び配布条件等は、ヘルプマークと同様です。
詳しくは、障害福祉課社会参加推進係までお問い合わせください。