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和田家板蔵・稲架小屋[わだけいたぐら・はさかごや]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 大野郡白川村 |
所有者 | 個人所有 |
指定年月日 | 昭和47年1月11日 |
和田家は、江戸時代に庄屋や番所の役人を勤め、焔硝[えんしょう]の取引によって栄えた家で、住宅は白川村荻町伝統的建造物群保存地区内の北に位置する。
江戸時代末期の建築で、屋敷の周囲には消雪用の石組溝や池を配し、主屋の北側に屈曲する石組溝と池からなる庭園を設け、その北側に石垣と防風林を備えるなど屋敷構えを良好に保持していることも貴重で、白川郷を代表する民家として価値が認められる。
なお、同家の「主屋」及び「土蔵」「便所」は、重要文化財に指定されている。