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安八郡神戸町中沢区(自治会)
活動団体名
安八郡神戸町中沢区(自治会)
活動地域
安八郡神戸町中沢区
活動場所
中沢区公民館
地区の概要
神戸町の南部に位置し、その南は大垣市と接する。大垣市との境には、旧中山道が通り、西境には養老鉄道(東赤坂駅)も通る交通の要衝に位置している。
昭和43年には39世帯、200人だったが、大垣市の紡績工場で働く人の居住地として100世帯以上増加。旧来からの住民と新しい住民により構成されている。
人口440人、150世帯(平成28年4月1日現在)高齢化率40%
活動内容(ふるさとを守り、引き継いでいく大切さを伝える活動)
ふるさとを愛し、引き継いでいく心が育まれている地域にしていきたいとの思いから、様々な活動を行っている。
そして、子どもたちに自分たちの郷土を守っていってほしいとのメッセージを込め、次代の担い手となっていってくれることに想いを注いでいる。
主な活動紹介
- 区民軽スポーツ大会
毎年、春と秋に地区の三世代が交流する軽スポーツ大会を開催。
楽しく交流できる場として、定着している。平成27年度は、春に117名、秋に100名の参加者で賑わった。 - 三世代交流会
夏休みを利用した三世代交流会を開催している。高齢者の方から、地域の歴史や昔の生活の様子等を子供たちに伝えていただくなど、子どもたちが地域を知り、地域に愛着を持てるような活動をしている。
また、子どもたちと昔の遊び等を一緒に楽しんで、交流を深めている。 - いきいきサロンの開催
高齢者を対象としたいきいきサロンを年4回開催し、健康増進と交流を行っている。 - 地蔵祭りの開催
区内には3ヵ所のお地蔵さんがあり、旧暦(7月24日)と新暦(8月23日、24日)の2回地蔵祭りを開催する珍しい地域である。
準備には、子どもたちも参加し、伝統行事のお手伝いをする。
中山道にお地蔵さんがあるのは、道しるべの役割も担っている等、子どもたちは、地蔵の云われなどを聞き、行事の大切さ等を学んでいる。 - 八幡神社祭礼
春と秋は、地区の氏神である八幡神社の例祭が行われ、区内の当番が協力してその準備にあたっている。
また、正月明けには、八幡神社でお粥をつくり、区内の人におすそ分けされる。
平成27年度
春の区民軽スポーツ大会の様子
平成28年度
三世代交流会の様子
課題と今後の展望
- 役員を務める地域の担い手が見つからない。
- 防災訓練として、バケツリレーや非常食作りをしているが、災害時にどこまでやれるのかを考えると不安である。
- 災害発生時にどう動くべきか、共助ができる体制が必要である。そのための有益な防災訓練が必要である。
- 世代間交流等の行事を通して子どもたちが育ったふるさとを大切にし、温かなふれあいのある地域をつくっていってほしいとの願いを込め、自治会活動を充実させていきたい。