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岐阜が誇る遺産
世界に誇る岐阜県の遺産
ユネスコ世界文化遺産
白川郷合掌造り集落【1995年12月9日登録】
白川郷の合掌造り集落は、厳しい気候風土を耐え抜く先人の知恵が詰まった独特の家屋が遺る村落。
この地では、伝統的な農村文化が守られ、合掌造り集落は「生きた世界遺産」として、現在も人々の生活の場として使われている。
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※なお、白川郷の合掌造りを守り繋いできた屋根葺の技術である「茅葺」とその資材確保の技術である「茅採取」も、それぞれ日本の「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」の1つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。【2020年12月17日登録】
ユネスコ無形文化遺産
本美濃紙【2014年11月26日登録】
本美濃紙は、1300年余りの歴史を誇り、奈良の正倉院には大宝2年の美濃の国の戸籍用紙が所蔵されている。
その柔らか味のある温雅な紙色と繊維が縦横に整然と絡み合う美しさは、伝統の技とともに、今も受け継がれている。
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山・鉾・屋台行事<高山祭の屋台行事>【2016年12月1日登録】
高山祭は、春の山王祭と八幡祭の総称で、日本三大美祭の一つに数えられる。
「動く陽明門」とも称される匠の技を凝らした華麗な祭り屋台が、春には12台、秋には11台ひき揃えられ、夜には屋台それぞれに100個にも及ぶ提灯を灯し、艶やかな夜の闇を彩る。
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山・鉾・屋台行事<古川祭の起し太鼓・屋台行事>【2016年12月1日登録】
古川祭は、勇壮な起し太鼓と豪華な屋台巡行の「動」と「静」の魅力が共存する春の神事。
天下の奇祭といわれる起し太鼓は、80センチの大太鼓を据えたやぐらを数百人のさらし姿の裸男たちがかつぎ、町を巡行する。
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山・鉾・屋台行事<大垣祭のやま(車偏に山)行事>【2016年12月1日登録】
大垣祭は、360年余り続く城下町の祭礼。
藩主下賜(はんしゅかし)のやまと町衆のやまが併存する形態は、全国的にも希少。全13両のやまがにぎやかにひき出され、人形からくりや舞踊を披露するなど華麗な祭絵巻が展開される。
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風流踊<郡上踊・寒水の掛踊>【2022年11月30日登録】
郡上踊は、郡上市八幡町で開催される盆踊り。
「郡上の八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる」の歌詞で知られる郡上踊は400年以上にわたって唄い踊り継がれてきた。徹夜踊りは、毎年8月13日~16日の4日間開催される。
郡上踊
寒水(かのみず)の掛踊は寒水地区白山神社に古くから伝わる例祭で、毎年9月第2日曜とその前日に行われる。
約300年前から伝わるこの例祭は、神々へのご馳走として世の平安・豊年万作を願うためや、干ばつの時には雨乞いの祈りを込めて奉納される。
寒水の掛踊
ICID世界かんがい施設遺産
曽代用水【2015年10月13日登録】
曽代用水(そだいようすい)は、関、美濃両市の農地約1000ヘクタールを潤す、幹線延長約17キロメートルの農業用水路。
江戸時代前期、幕府や藩に頼ることなく地元の豪農ら3人が私財を投じ、10年の歳月をかけて完成させた。
FAO世界農業遺産
清流長良川の鮎【2015年12月15日認定】
長良川は、流域86万人のくらしの中で清流が保たれ、地域の歴史、文化、経済と深くつながっている。
この長良川と清流の象徴である鮎が、世界農業遺産に認定された。