本文
災害派遣等従事車両証明書(県外)
災害派遣等従事車両の高速道路無料措置
1.災害派遣等従事車両証明書について
- 被災地支援等の災害派遣に従事する車両に対しては、所定の手続きを取ることによって「災害派遣等従事車両証明書」が発行され、これにより有料道路の通行料金が免除されます。
- ただし、通行料金が免除となる有料道路は、被災都道府県と協議が成立した高速道路会社又は地方道路公社の管理する有料道路のみです。(全国すべての有料道路の通行料金が免除となるものではありません)
- それぞれの災害に応じて無料措置の区間、期間は異なります。
2.証明書発行手続き
被災した自治体からの要請に基づく災害救助・救援のために使用する車両の場合
最寄りの市町村又は都道府県に「災害派遣等従事車両証明書」の申請及び交付を受ける。
ボランティア車両の場合
※まずはボランティアセンターにボランティアの受入れ状況を確認してください。
※全ての災害でボランティア車両が無料化措置の対象になるとは限りません。対象車両は「5.現在証明書を発行している災害」をご覧ください。
東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社(以下「各高速道路会社」といいます)が管理する道路を利用する場合
- 被災都道府県と協議が成立した高速道路会社は、会社ごとにボランティア車両証明書発行専用のWEBサイト(災害ボランティア車両高速道路通行証明書発行システム<外部リンク>)を開設する。
- 同サイトにアクセスし「災害ボランティア車両高速道路通行証明書」を取得する。
(詳しくは中日本高速道路のホームページ「災害ボランティア車両の高速道路の無料措置について」<外部リンク>をご覧ください。)
各地方道路公社が管理する道路を利用する場合
最寄りの市町村又は県に「災害派遣等従事車両証明書」の発行を申請し交付を受ける。
3.通行の方法
「災害派遣等従事車両証明書」を持参のうえ、高速道路入口で通行券を受領し、出口料金所で証明書及び通行券を提出(一般レーンを使用)
4.注意点
- ETCレーン及びスマートICは利用できません。
- 証明書に記載の入口IC、出口IC以外の利用はできません(途中での出入りも不可)。
5.現在証明書を発行している災害
現在、下記の災害において、災害派遣等従事車両に対し無料化措置を行っています。
対象道路は随時更新されますので、該当の都道府県にご確認ください。
令和6年7月大雨による災害
都道府県:山形県
対象車両:(1)自治体等が災害救援のために使用する車両
(2)災害ボランティア活動であって、被災した自治体等が要請・受入承諾したものに使用する車両
対象道路:各高速道路株式会社及び各地方道路公社のそれぞれが管轄する区間
発行期間:令和6年7月31日から令和6年12月31日まで
令和6年6月18日の大雨による災害
都道府県:静岡県
対象車両:(1)自治体等が災害救援のために使用する車両
(2)災害ボランティア活動であって、被災した自治体等が要請・受入承諾したものに使用する車両
対象道路:各高速道路株式会社及び各地方道路公社のそれぞれが管轄する区間
発行期間:令和6年6月22日から令和6年12月31日まで
令和6年地震による災害
都道府県:石川県
対象車両:(1)自治体等が災害救援のために使用する車両
(2)災害ボランティア活動であって、被災した自治体等が要請・受入承諾したものに使用する車両
対象道路:各高速道路株式会社及び各地方道路公社のそれぞれが管轄する区間
発行期間:令和6年1月4日から令和6年12月31日まで
都道府県:富山県
対象車両:(1)自治体等が災害救援のために使用する車両
(2)災害ボランティア活動であって、被災した自治体等が要請・受入承諾したものに使用する車両
対象道路:各高速道路株式会社及び各地方道路公社のそれぞれが管轄する区間
発行期間:令和6年1月2日から令和6年12月31日まで
令和5年大雨による災害
都道府県:佐賀県
対象車両:(1)自治体等が災害救援のために使用する車両
(2)災害ボランティア活動であって、被災した自治体等が要請・受入承諾したものに使用する車両
対象道路:各高速道路株式会社及び各地方道路公社のそれぞれが管轄する区間
発行期間:令和5年7月14日から令和6年6月30日まで
6.その他
- 岐阜県に対して証明書発行を申請する場合、受付時間は、平日8時30分から17時15分までです。
- 各市町村の受付時間については、各市町村の防災部局へお問い合わせください。
- 証明書の発行には時間がかかることがありますので、日付に余裕を持った申請をお願いします。
- スムーズな発行のため、極力事前にご連絡いただければ幸いです。