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上之保ふれあいのまちづくり推進委員会
上之保ふれあいのまちづくり推進委員会(関市)
活動団体名
上之保ふれあいのまちづくり推進委員会
活動地域
関市上之保地域
活動場所
上之保生涯学習センター
地区の概要
長良川の支流、津保川の最上流部に位置し、総面積の89%が山林で占められ気候温和で、緑に包まれた美しい自然環境の地域。
666世帯1,706人が暮らす。高齢化率45.8%(平成28年6月1日現在)。
上之保中学校は平成28年3月で閉校。人口減少や高齢化が急速に進んでいる。
活動内容
「上之保ふれあいのまちづくり推進委員会」を中心とした地域ぐるみの活動
地域活力が低下し、地域が衰退することが危惧されていることから「豊かな自然と人々のふれあいの中で、誇りを持って暮らし続けられる上之保」を将来像として掲げ、次の二つの重点目標を定めている。
- 上之保地域の活力を創出すること。
- 上之保地域に安心して住み続けられること。
*産業振興部会、スポーツ・健幸部会、地域福祉部会、地域づくり部会、ニュースセンター「ゆめ・あい」の5部会を設け、様々な活動を展開している。
各部会には、上之保の各種団体の長や自治会・自主協力者、そして。市の支援職員が加わり部会ごとに情報交流・企画・運営をしている。
毎月執行部会を開催し、各部会で検討された行事等の情報交流や企画運営等について報告を受けたり再検討をしたりしている。
*ホームページ「上之保ふれまち」
「上之保ふれあいのまちづくり推進委員会」の活動や上之保の魅力等を週1から2回更新し、発信している。
*広報誌ふるさとかみのほ「ゆめ・あい」
隔月で発行し、全世帯に配布している。上之保を離れ他市町村等で活躍している長子(164名)にも「ふるさとだより」として郵送している。このように、ふるさとの情報を伝えることによって、ふるさとを忘れないでほしいという願いや、いつかは上之保にUターンしてほしいというラブコールが含まれている。
*住民のたまり場として発足した「みんなで楽しく歌おう会」
定期的に集まり、お茶を飲んだりおしゃべりをしたり練習をしたり、時には各地区の行事等に呼ばれ発表をしたりしている。こうした活動に会員は喜びを感じている。
*「スポーツと祭り文化の祭典」を開催
住民が待ち望んでいるイベントで、隔年に開催している。この日は、上之保住民の半数以上が集まり、様々な競技に参加したり、楽しんだりしながら地域住民の交流と健康増進を図っている。
みんなで楽しく歌おう会(発表の様子) | スポーツと祭り文化の祭典(玉入れの様子) |
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課題と今後の展望
*少子高齢化のため次世代の担い手がいない。積極的に空き家情報を発信したり、上之保を知ってもらうために様々な企画を考え、それを発信したりすることによって交流人口を増やしていく必要がある。
*今年度から地域おこし協力隊を導入した。現在活用中である。