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知事記者会見(平成28年5月16日)
平成28年5月16日(月曜日)午後3時00分
知事 |
私の方から2点申し上げます。 それからもう一つが、ひきこもり支援体制の強化ということでございまして、6月1日(水曜日)に岐阜市内にあります精神保健福祉センターの中に「ひきこもり地域支援センター」を開設するということでございます。 |
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記者 | 「飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクト」の関係で、去年、ベトナム・ゲアン省と友好協力の覚書を締結したということで、観光ですとか、農業、教育といった分野で色々進めていくといった話だったと思うのですが、この1年で何か成果といいますか、もしくは進捗したプロジェクト等ありましたら教えてください。 |
知事 | 端的には、覚書を締結してから、ゲアン省もそうですし、ハノイからも色々なお誘いが次から次へと来るようになりまして、それをそのまま言われたとおりにしたら、私が年に10回くらいベトナムに行かなければならないようなぐらいに、例えばこういう会合がある、こういう機会がある、ぜひ来ないかと。例えば私が言われておりますのは、ゲアン省として産業振興や農業振興など、そういうことを進めていくという単独の試みもありますけれども、ベトナムで10いくつかの省が一緒になって開発のテーマを議論するので、そこに来てくれないかとかですね。 つまり複数のベトナムの省を岐阜県が仲立ちをしてくれないかとか、果てはベトナムのみならず、ラオス、カンボジア、ミャンマーと、インドシナ各国が観光振興や産業振興等ということについて積極的に議論をする、連携をする、そういう場があるのでそこへ来てスピーチとアドバイスをしてくれないかなど、そういうものが次々に来るのですけれども、とてもそれだけ私も時間的余裕もありませんし、ベトナムだけという訳にもいかないものですから、今回は友好協会ができたということのベトナムサイドへのお披露目と、ということは逆に言うと、私ないしは県の職員が行き来するということだけではなしに、そういうお誘いは非常に多いんですけれども、むしろオール岐阜で、民間の受け皿ができたので民民交流というのを積極的にやりましょうというようなことを申し上げようかと思っております。 ちなみに、今年に入りまして岐阜県工業会がベトナム側のお誘いでハノイも行きましたし、ゲアン省も行きましたけれども、先方の工業フェアみたいなものがあるのですけれども、それを視察に行っておられますね。という意味で非常に動きは活発ですね。今回はオール岐阜で行くので、色々ご注文やご意見があればまとめて議論して、我々の今後のアクションについても、効果的に整理をしながらやっていきましょうというようなことを申し上げようと思っております。 |
記者 | 本日、市内で核のゴミの最終処分の候補地について国が説明会を開いていて、県も参加していると思うのですが、知事といいますか県は、基本的に反対というか受け入れないと表明されておりますが、年内に国が科学的有望地を示すなかで、面的な中に含まれる可能性もゼロではないと思うのですが、その辺りはどのようにお考えでしょうか。 |
知事 | 国としては全国47都道府県すべてにわたってですね、まず説明をしたいということをおっしゃるので、説明は聞きましょうということで県の職員に出てもらっていますけれど、ひたすら説明を聞くということだけでして、特に岐阜県のポジションは国(経済産業省)の方もよくご存じのはずですから、その方針を貫きたいということですね。 |
記者 | 世界記憶遺産の関係で、今度19日(木曜日)に八百津町が国に書類を提出すると伺っておりますが、その日は何か知事も予定として考えていることはございますでしょうか。 |
知事 | 先週になって、文科省の方からユネスコの申請期限は今月末ですけれども、国としては色々な手順もあるし運ぶスケジュールもあるので、19日(木曜日)に提出するようにと、こういう話がありまして、私どもは19日(木曜日)の何時にお伺いしたらいいのかということで現在調整しているところです。 時間にもよりますけれども、私自身もご一緒しようと思っておりまして、八百津町長と私、あと協議会をつくって色々作業をしておりますので、一緒に行こうかと思っております。 それから、できれば提出した後で県の東京事務所で記者会見をやったらどうかなと思っておりまして、八百津町長もそれは非常に結構ではないかと、思いをお伝えするうえではいいのではないかということで、そういうことを考えておりますので、また正式に決まりましたらご連絡します。 |