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岐阜県の人口・世帯数年報2015
平成27年岐阜県人口動態統計調査結果[PDFファイル/331KB]
更新日:平成28年2月26日
- 自然動態(出生数−死亡数)は6,352人の減少(10年連続)
- 社会動態(転入者数−転出者数)は5,360人の転出超過(11年連続)
※人口動態は、自然動態と社会動態の合計
- 参考・平成27年10月1日現在の人口
※平成27年は国勢調査の実施年であり、人口・世帯数は国勢調査の速報値による。
人口2,032,533人H22国調と比べ48,240人の減(2.3%減)
世帯数752,574世帯H22国調と比べ15,423世帯の増(2.1%増)
1人口動態
(1)自然動態
出生率は引き続き低下、死亡率は横ばい
- 平成26年10月1日から平成27年9月30日までの1年間の出生数は1万5817人で、前年に比べ5人減少した。
- 出生率(人口1000人当たりの出生数の割合)は7.7‰となった。
- 平成26年10月1日から平成27年9月30日までの1年間の死亡数は、2万2169人で、前年に比べ396人増加した。
- 死亡率(人口1000人当たりの死亡数の割合)は10.9‰となった。
《表-1[Excelファイル/426KB]》《表-2[Excelファイル/426KB]》
自然動態は減少が続く
- 自然動態(自然増減数=出生数‐死亡数)は、を6,352人の減少となった。
- 自然増減率(人口1000人当たりの自然動態の割合)は3.1‰の減少となった。
- 自然動態を日本人・外国人別にみると、日本人は6,581人の自然減少(出生数1万5490人、死亡数2万2071人)、外国人は229人自然増加(出生数327人、死亡数98人)となった。
今回の減少数は前年に比べ401人増加し、日本人の減少は続いている。
《表-1[Excelファイル/426KB]》《表-3[Excelファイル/426KB]》
(2)社会動態
社会動態は転出超過が続く
- 平成26年10月1日から平成27年9月30日までの1年間の転入者数は、7万1230人で、前年に比べ163人減少した。
転出者数は7万6590人で、前年に比べ448人減少した。 - 社会動態(社会増減数=転入者数‐転出者数)は、5,360人の転出超過となった。転出超過数は、前年に比べ285人の減少となった。
- 社会増減率(人口100人当たりの社会動態の割合)は0.26%減少した。
日本人が転出超過が続く中、外国人は転入超過に転じた
- 県外との転入・転出者数を日本人・外国人別にみると、日本人は転入2万7810人、転出3万3805人で、5,995人の転出超過となった。外国人は転入1万1777人、転出1万1142人で、635人の転入超過となった。
20歳代、30歳代前半の転出超過が多い
- 転入転出差を年齢階級別にみると、20〜24歳、25〜29歳、30〜34歳の転出超過が多い。
「住宅事情」による転入超過、「職業上」「結婚・離婚・縁組」による転出超過が続いている
- 日本人の転入転出差を主な理由別にみると、「住宅事情」は転入超過が、「職業上」、「結婚・離婚・縁組」、「学業上」は転出超過が続いている。
《表-8[Excelファイル/426KB]》《表-9[Excelファイル/426KB]》
「職業上」による20歳代の転出超過数が多い
- 「職業上」では20歳代の、「学業上」では15〜19歳の、「結婚・離婚・縁組」では20歳代、30歳代の女性による転出超過数が多い。
愛知県への転出超過が続いている。
- 県外からの転入者数の3万9587人のうち愛知県からの転入が1万2403人と最も多い。次いで、東京都の1,917人、三重県の1,457人となった。
- 県外への転出者数の4万4947人のうち愛知県への転出が1万6259人と最も多い。次いで、東京都の3,237人、三重県の1,532人となった。
- 愛知県との転入転出差は3,856人の転出超過となっている。
《表-1[Excelファイル/426KB]》《表-4[Excelファイル/426KB]》《表-5[Excelファイル/426KB]》
3圏域別人口動態
すべての圏域で自然減少
- 自然動態を圏域別にみると、すべての圏域で自然減少となった。
- 出生率は、岐阜圏域が8.4‰と最も高く、死亡率は、飛騨圏域が13.8‰と最も高い。
- 自然増減率をみると、最も低いのは飛騨圏域の6.8‰の減少で、次いで東濃圏域の4.7‰の減少となった。
すべての圏域で転出超過
- 社会動態を圏域別にみると、すべての圏域で転出超過となった。
- 社会増減率をみると、最も低いのは東濃圏域の0.51%の減少で、次いで飛騨圏域の0.50%の減少となった。