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雄琴学区社会福祉協議会地域ケア会議
滋賀県大津市雄琴学区社会福祉協議会ケア会議
活動団体名等
雄琴学区社会福祉協議会地域ケア会議
所在地
滋賀県大津市浜大津4丁目1の1明日都浜大津5階
活動のきっかけ・経緯
認知症の方等助けが必要な人が住み慣れたまちで暮らし続けるためには、ご近所や福祉委員の力を借りる必要があると感じたことがきっかけ
- 平成14年度民生委員・福祉委員合同研修会
- 平成15年度から地域ケア会議開始
- 平成17年度から出前地域ケア会議開始現在も継続している。
活動テーマ 「単身高齢者等の地域ケア」
活動内容
単身高齢者や認知症高齢者など助けを必要とする方を、行政や専門職だけでなく地域で見守り支えるために「地域ケア会議」を開催している。
- 参加者は、地域住民、地域の専門職(ケアマネージャー等)、行政(市職員、地域包括支援センター職員、市社協職員等)。警察、消防、郵便局等にも声を掛ける場合もある。
- 内容は、地域での福祉課題に関する講演とグループに分かれての話し合い。
- 会議のねらいは「地域づくり」。関係者が定期的に集まり、相互信頼の絆を作る。
- 助けが必要な個人を見守り支えていくため、民生・児童委員をはじめ地域住民と専門職が集まって「ケース検討会議」を開き、地域でのケアを検討する(必要に応じて開催)。
- 平成17年からは、雄琴学区内の5つの自治会へ出向いて地域ケア会議を行う「出前地域ケア会議」を開始、現在も継続している。
活動実績
活動年数:13年(平成15年1月から)
- 地域ケア会議の成果
- 独り暮らしの人の周りに住んでいる人が、それとなく見守り、声掛けをし始めた。
- 近くの商店や家主の人もきちんと見守ってくれて、それとなく声かけができるようになった。
- その結果、おかしいなと思ったら必ず民生委員に連絡し、一緒に動いてくれるようになった。
- 専門職の人たちや学校の先生方とも連絡がよくとれ、早めに動けるようになってきた。
ポイント・工夫している点
参加者がバラエティに富んでいる。社会福祉協議会、保健師。診療所やデイサービスの職員、ケアマネージャー、ホームヘルパー、民生・児童委員、福祉委員等
課題と今後の展望
『SOS』が出しやすい世の中となるため、1,住民支えあいマップの更新と充実、2,認知症への更なる理解と寄り添い、3,障がい者への更なる理解と寄り添い、4,児童そしてその家庭への支援、5,地域の他の団体とネットワークを組み、きめ細かな活動をしていきたい。
地域ケア会議の様子
グループワークの様子