本文
櫨原村平遺跡
所在地
揖斐川町:旧徳山村櫨原地区
地図<外部リンク>
時代
縄文時代、中世
旧徳山村の山裾に広がる集落A・B地区の全景
C地区の全景
発掘状況
揖斐川(いびがわ)上流に位置する旧徳山村の櫨原(はぜはら)集落のほぼ中心の日当たりのよい場所に立地し、縄文時代の竪穴住居跡3軒、掘立柱建物跡1軒を確認しました。縄文時代の土器は約20万点出土し、徳山地区の他の遺跡と比較すると、前期後半・後期後葉の土器がまとまって出土しました。
大型の柱穴の全景
掘立柱建物跡は、柱穴の大きさ・深さともに1m前後と一般の竪穴住居跡に比べて大きくかつ深く、立派な建物であったことが想定できます。柱穴から出土した土器から、縄文時代中期後半に建てられたものと考えられます。
壺の出土状況
縄文時代後期の壺型土器