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針田遺跡
所在地
美濃加茂市下米田町(みのかもししもよねだまち)
地図<外部リンク>
時代
古墳時代から平安時代、中・近世
綿々と続く古代集落
発掘状況
飛騨川の左岸段丘上に立地し、カマドを伴う竪穴建物を50軒確認しました。土師器・須恵器が出土し、建物の多くは重なり合ってみつかっています。当時から人々にとって住みやすい場所だったのでしよう。
この建物の3つのコーナーからは完全な形の土器がかたまってみつかりました。甕(かめ)の中からは特殊器台と鉢が出土しています。一括資料として大変興味深く、祭祀(さいし)に関わるものと考えられます。
残りのよい土器が多く出土した竪穴建物(SB42)
出土遺物