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くり
岐阜県のくり
岐阜県のくりは、西南濃・中濃・東濃地域中心に生産されています。近年は、樹高を低く保ち管理する低樹高栽培が広く普及し、生産性や品質の向上が図られています。
和菓子メーカーとの契約栽培も盛んに行われており、岐阜県の銘菓「栗きんとん」の原材料にも多く使われています。
<くり産地>
豆知識
くりの効能
くりには多くの栄養素が含まれています。皮にはタンニンと尿素、花にはアルギニン、果実にはデンプン、炭水化物、タンパク質、脂肪、ミネラル、ビタミン、リファーゼが含まれています。炭水化物としてはデンプンが多く含まれており、成長盛りの子供に最適です。ビタミンB1は米の4倍、ビタミンCも多く含まれているため、美容、疲労回復、風邪予防などにも良い栄養食品といえます。
くりの上手な選び方
手で持ってみてズッシリと重みのあるもの、全体に艶があるもの、皮がなめらかで張りのあるもの。形は丸いものを選びましょう。黒い斑点があったり、丸い穴のあったりするものは要注意です。
くりの上手な保存方法
ビニール袋などに入れて冷暗所に置いておくと比較的長期間保存できます。その他、冷凍する場合は、水から鍋にいれて沸騰直前に引き上げ鬼皮、渋皮をむきます。水気を切って冷凍用の袋に入れ、砂糖を全体にまぶして冷凍すると、あざやかな黄色のまま保存できます。