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協同印刷株式会社(岐阜工場)での出前講座について
企業で働く現役世代の地域活動を支援する出前講座を開催しました!
平成27年3月16日(月曜日)に、協同印刷株式会社岐阜工場様(岐阜市)のご協力により、職員の皆さんを対象として「地域の企業におけるCSV(共通価値の創造)とは」に関する出前講座を開催しました。
出前講座では、13人の皆さんにご参加いただき、せき・まちづくりNPOぶうめらん代表の北村隆幸氏を講師にお招きして、地域が抱える課題に関して、企業の強みを生かしてどう関わっていくと良いのか、地域の一員としても地域活動に参加する時のきっかけづくり等について、地域におけるCSVの実践についての具体的事例を交えながら講話をいただきました。
講座の様子
講師:北村隆幸氏 | 実践セミナーの様子 |
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講座では、地域中小企業におけるCSVを進めていくには、「つながり」が重要な経営資源となる。地域に密着した企業にとって、地域住民は顧客でもある。さらに「つながり」は社会に好循環をうむので、企業は専門性を活かし、地域の課題に対応できることをまず始めてみること。その結果として企業にもメリットがあることにつながるはずという内容の講座でした。
講師の北村氏からは、
- 企業としては、住民(顧客)に共感してもらえる地域課題を設定し住民(特に顧客)を巻きこみながら、その課題解決のための活動をすることによって、コミュニケーションが生まれつながりができる。そして共感を生み最終的に選ばれるという好循環ができていく。
- 「つながり」からいろいろな事業展開が可能となる。企業に新鮮で強い活動力が生まれる。
- 地域に根ざす中小企業として、地域の一員であるという認識を持ち地域活動を進めていくことが社員のモチベーションアップにつながっていく。
などのお話をいただきました。
受講された皆さんからは、
- CSVとはいったい何をするのか、地域貢献はめんどくさいと思っていたが、自分が楽しみながらすればいいと聞き、前向きにとらえることができた。
- 様々な事例を交えてわかりやすく説明していただけた。社員の意識の変化のきっかけになればいいと思う。
- CSVという考え方は、企業も参加して一緒に地域をつくろうと行動することで、よい循環が生まれると思った。
- 企業人という枠組みを超えて、もっと広い視点で地域の事を考えるようになると良いと思う。
との声をいただきました。