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木造狛犬[もくぞうこまいぬ](長滝白山神社)
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 郡上市白鳥町長滝 |
所有者 | 長滝白山神社 |
指定年月日 | 平成8年7月9日 |
- 寄木造彫眼
- 像高左吽形[うんぎょう]:79.0cm右阿形[あぎょう]:79.0cm
吽形像は顔を右に向け、阿形像は顔を左に向けて蹲居する。寄木造、彫眼、現状は素地。2体とも面部から前肢を含めた線、胴の中央、腰から地付までの線の3か所で、前後4材矧ぎとし、それぞれの材からほぞを彫出して接合し、内刳[うちぐり]を施している。その他後ろ足先を別材(阿形は後頭部別材)とする。
吽形像は尻の1材を欠失している。体駆は逞しく、面部や髦[ぼう]の表現にやや繁雑さがみられるが鎌倉時代の後期の作と考えられる。