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梵鐘[ぼんしょう]美濃加茂市

分類 重要文化財
指定別
所在地 美濃加茂市伊深町
所有者 龍安寺
指定年月日 昭和37年10月19日

梵鐘

 梵鐘は永安寺(現龍安寺)の開基土岐義行の寄進である。義行は大膳太夫と称し、当時厚見郡川手城の城主であった。
梵鐘は戦国兵乱の時期灰燼[かいじん]となるのを恐れて土中に埋めてあったが、享保15年(1730)に永安寺西隣の土中から発見された。
鐘身高さ90.0cm、撞座高さ11.0cm、口径53.9cm、乳の間30.0cm、池の間26.0cm。
池の間1区に銘あり、銘文によれば、至徳元年(1384)9月の鋳造で、大工は葛木友宗である。