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深渡A地点遺跡
所在地
美濃加茂市下米田町西脇(みのかもししもよねだちょうにしわき)
地図<外部リンク>
時代
縄文時代、中世から近代
調査区全景
発掘状況
屋敷地(やしきち)を区画するために掘られたと考えられる、室町時代の片薬研堀(かたやげんぼり)による溝跡が見つかりました。また、江戸時代後半に作られた排水のための暗渠(あんきょ)も見つかり、長い時代にわたって土地が利用されていました。
片薬研堀による溝は長さ89m、幅0.5mから3mで、調査区の東(写真の左側)に続いています。
溝は写真の左(西側)がほぼ垂直に切り立ち、写真の右(東側)が緩やかな傾斜をしているので、片薬研堀といいます。
暗渠には、南北に長さ53m、幅0.8m、深さ0.6mにわたり、川原石がぎっしりと詰つまっていました。