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御嶽山噴火に伴う大気汚染の状況
御嶽山噴火に伴う大気汚染物質の状況について
- 噴火に伴う大気汚染物質には、
- 二酸化硫黄(SO2)(目、粘膜への刺激)
- 浮遊粒子状物質(SPM)(呼吸器系への影響)
などが考えられます。
- 御嶽山噴火に伴い、平成26年9月に下呂市小坂町、萩原町、及び高山市高根町の3ヶ所に、大気汚染物質測定器を設置して、観測を開始しました。
- 平成29年4月からは、下呂市萩原町及び高山市高根町の2か所で観測をしていましたが、御嶽山の噴火警戒レベルが、噴火前の状態(レベル1)になりましたので、高山市高根町での観測を平成29年12月4日に終了しました。
- 下呂市萩原町における大気汚染物質の測定は継続しており、その測定値は以下の外部サイトからご確認いただけます。(測定結果については後日修正されることがあります。)
<大気環境常時監視測定局における測定値>
岐阜県大気汚染常時監視テレメータシステム<外部リンク> - ※なお、下呂市萩原町における大気汚染物質の測定値から、健康被害のおそれが予測された場合は、県から市町村、報道機関等を通じて、住民の皆様に注意喚起の情報をお知らせします。そのような場合には次のような対応をお願いします。
- 不必要な外出を控える
- マスクを着用する
- 外出から帰宅した時は、手や目を良く洗い、うがいをする
【参考1】御嶽山噴火に伴う大気汚染物質測定結果
<下呂市小坂町、萩原町、高山市高根町地内に設置の測定値:平成26年4月から平成29年12月まで>
岐阜県:御嶽山噴火に伴う測定データ
結果については、噴火前後による大気汚染物質の濃度に大きな変化はなく、健康影響を心配するレベルにはありません。
火山灰の健康影響について、独立行政法人防災科学技術研究所が公表しているしおりがあります。
火山灰の健康影響地域住民のためのしおり(独立行政法人防災科学技術研究所作成)
火山灰の健康影響 地域住民のためのしおり<外部リンク>
【参考2】大気汚染物質の環境基準値
- 二酸化硫黄(SO2)…1時間値の1日平均値0.04ppm以下、かつ1時間値0.1ppm以下
- 浮遊粒子状物質(SPM)…1時間値の1日平均値0.10mg/m3以下、かつ1時間値0.2mg/m3以下