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過疎地域自立活性化優良事例表彰について
過疎地域自立活性化優良事例表彰とは
本表彰は、地域の自立と風格の醸成を目指した過疎地域の取組を奨励するため、創意工夫をもって過疎地域の活性化に取り組み、優れた成果を上げ、過疎対策の先進的、モデル的事例としてふさわしいこと等を審査の基準として、優良事例を過疎地域自立活性化優良事例表彰委員会において選定のうえ、表彰する国の制度です。
受賞事例について
総務省及び全国過疎地域自立促進連盟は、平成29年度の過疎地域自立活性化優良事例として、総務大臣賞5事例及び全国過疎地域自立促進連盟会長賞3事例を決定しました。本県から、下記のとおり「郡上市」が総務大臣賞を受賞しました。
総務省ホームページ「平成29年度過疎地域自立活性化優良事例表彰における優良事例の決定」<外部リンク>
本県受賞団体
郡上市
郡上市八幡町島谷228番地
電話番号0575-67-1121(代表)
ホームページ郡上市 Gujo City<外部リンク>
優良事例の概要
(1)テーマ
住民主体による手づくり自治と産業の創出―ハンドメイドの里「めいほう」をめざして―
(2)概要
郡上市明宝地域(旧明宝村)は、地域の面積の約94%を山林が占める典型的な山村地域である。平成16年3月1日に、旧郡上郡7町村が合併し、郡上市が誕生。明宝村は郡上市明宝地域となった。
合併後、長引く不況や合併のインパクトが重なり合って、地域に疲弊感が漂うようになった。このような状況の中、明宝地域に「自らの力で地域を元気にしよう」と多くの地域づくり団体やNPO法人が生まれた。
明宝地域では、将来のめざす姿を「ハンドメイドの里(住民自治も特産品もすべて手作り)」とし、地域住民(民間)と行政が目的を共有しながら、分野を超えた組織間連携による地域活性化の取り組みを進めている。24の地域づくり団体が活発な活動を展開し、また、団体間の連携が新たな産業の創出につながる好循環を生み出している。
郡上市明宝振興事務所では、このような団体間連携の強化を進めるため、分野を超えた「多機能型組織連携」を目指した基本的な考え方を整理し、産業から福祉の分野まで多方面にわたる地域の課題の解決を積極的に支援している。
県内団体の受賞実績
年度 | 賞 | 団体名 | テーマ |
---|---|---|---|
平成4年度 | 連盟会長賞 | 白川町 | パイプオルガンを通した国際交流と音楽の町づくり |
平成6年度 | 国土庁長官賞 | 河合村 | 豪雪山村への天からの贈り物・「雪」を活かした村づくり |
平成9年度 | 連盟会長賞 | 馬瀬村 | "おいでよ馬瀬へ身も心も美しく輝く清流の里へ" |
平成12年度 | 国土庁長官賞 | 明宝村 | 元気な第三セクターによる雇用の拡大 村の活性化・起業化による過疎からの自立 |
平成22年度 | 連盟会長賞 | 高山市社会福祉協議会 | 冬季高齢者ファミリーホーム「のくとい館」 高齢化もなんのその!地域の"絆"再生 |
平成25年度 | 連盟会長賞 | NPO法人 奥矢作森林塾 |
「古民家リフォーム塾」移住定住者と地域住民との協働 |
平成26年度 | 総務大臣賞 | NPO法人 飛騨小坂200滝 |
滝の数日本一!「滝めぐり」で町おこし! |
※連盟会長賞・・平成11年度以前は全国過疎地域活性化連盟会長賞
総務大臣賞・・平成12年度以前は国土庁長官賞