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アプリ開発サマーキャンプ2014inソフトピアジャパン
アプリ開発サマーキャンプ2014inソフトピアジャパン開催報告
2014年8月21日から23日にソフトピアジャパンドリームコアで開催した「アプリ開発サマーキャンプ2014inソフトピアジャパン」
ここでは、この3日間の様子をレポートします。
【参加者】県内各地域の高校2年生、3年生20名
県立岐阜商業高校、市立岐阜商業高校、益田清風高校、中津商業高校、土岐商業高校、東濃実業高校、大垣商業高校
<受付>
モバイルコア前では受付準備が進められています。
今年のポロシャツカラーはサムライブルー。襟下にはミナモがついたデザインです。
受付けが済んだ生徒の皆さんは、隣の宿泊施設でポロシャツに着替えてメッセに集合!
<オリエンテーション>
県情報産業課の松原課長の歓迎挨拶のあと、スケジュール等の確認、参加校、ご協力いただいた企業の紹介。
続いて今回のキャンプのメイン講師、タイムカプセル(株)の相澤さんと(株)パソナテックの羽渕さんからメッセージをいただきました。
さらに、県立岐阜商業高校の田中先生からは熱い檄が!
最後は、恒例の記念撮影。これから3日間よろしくお願いします!
<アプリ開発研修1日目>
オリエンテーションでタイムカプセル(株)の相澤さんから「いいキャンプにしよう(いいアプリを作ろう)」「友達を作ろう」との熱い
メッセージをいただいた生徒たち。ほどよい緊張感の中、アプリ開発研修が始まります。
まずは相澤さんの講義「スマートフォンアプリの未来とビジネスモデル」からスタート!
目指すのはワールドカップ級のエンジニア!!
研修は夜まで続き、初日の最後のメニューは、1人でゼロからオリジナルアプリを作ってみること。
長時間の研修にもかかわらず、最後まで集中力が途切れることなく、初日の日程を終えました。
<アプリ開発研修2日目>
2日目早朝からすでに熱気ムンムン。昨日作成したオリジナルアプリの発表に向け、生徒たちも朝から気合十分!
いきなり完成度の高い「おみくじ」「じゃんけん」「麻雀の点数計算」アプリなどが発表され、こうした発表を通して参加者同士お互いを知ることもできました。アプリ発表後は、イラストレーターやフォトショップを使ったデザインの研修です。
そして、時を同じくして2階のメッセでは、(株)パソナテックの皆さんが午後からのアイデアワークショップの打合せ中。
<アイデアワークショップ>
2日目午後からは、(株)パソナテックの羽渕さんが登場!ハッカソン芸人の異名をとる羽渕さん。いきなり生徒の心をつかみました!
アイデアワークショップは、床に座ってリラックスムードでスタート。まずは、ランダムにグループに分かれて自己紹介タイム。
アイデア出しの講義のあと、県清流の国づくり推進課の堀室長から「ミナモ」に関する講義も行いました。
今回のキャンプ、実は「清流の国ぎふ」を盛り上げるアプリを企画開発することもテーマになっていました。
ワークショップを通じて、次々と壁にアプリのアイデアが貼られていきます!みんな楽しそうですね。
この中から5つのアプリアイデアが投票で選ばれて、それぞれのアイデアに集った生徒たちでチームが編成されました。
そして、チーム毎に記念撮影!このチームでいよいよハッカソンに突入します!
<ハッカソン>
ハッカソンは19時スタートの予定でしたが、18時半には全員が集合。アイデアワークショップのチーム分けの時に既に
各々の役割が決まっていたためか、早速もくもくと開発に取り組んでいました!
何か壁にぶち当たれば、サポートスタッフからありがたいアドバイスをもらえます。
熱心に耳を傾ける生徒、優しく丁寧に教えてくれるサポートスタッフ。双方とも真剣勝負です!
そして、田中先生からのスイーツの差し入れに、ハッカソンの手を休めてしばし休憩。
2日目のハッカソン終了は24時。意外に早く終わりました!?
翌日も朝からハッカソンが続けられましたが、残り半日という制約の中、少しでもクオリティを高めようと、時間ギリギリまで
開発を頑張っていました。
<アプリ発表会>
発表された5本のアプリはどれも素晴らしい作品ばかり。たった3日間でこれほどまでのクオリティのアプリを作り上げる生徒の皆さんに、
審査員として参加いただいたソフトピアジャパンの熊坂理事長も相澤さんも驚くばかり。
また、アプリの完成度もさることながら、特に今年は全チームともプレゼンテーションも素晴らしいものでした。
スクショ | |||||
アプリ名 | はぶちんぽっちゃん | 転がれミナモ | 岐阜県クイズ | ミナモ登山 | ミナモスロット |
全チームのプレゼンが終了し、いよいよ審査。
審査中、サプライズとして特別ゲストのミナモが登場し、会場は大盛り上がり。
続いて審査員による全体の講評を経て、いよいよ審査結果発表です!
今年の最優秀賞に輝いたのは2チーム!
- Welovehabuchinチーム「はぶちんぽっちゃん」
- ミナモ転がしたいチーム「転がれミナモ」
「はぶちんぽっちゃん」は今回のファシリテーターである羽渕さんをキャラクターにしたアプリで、完成度の高さなど、参加者を唸らせました。
また、「転がれミナモ」はミナモを回転させちゃおう!という大胆な発想に基づいた作品です。
発表会の最後に県岐商の服部校長先生のご挨拶をいただき、キャンプ恒例の記念撮影、そしてアプリ体験会と続きました。
全ての参加者が同じ思いで、取り組んだサマーキャンプ。ひと夏の思い出として参加者の胸に刻まれたと思います。
参加生徒の皆さん、先生方、スタッフの皆さん、3日間大変お疲れ様でした!
<2ヵ月後、、サマーキャンプアプリを世界に公開!!>
サマーキャンプの3日間での、アプリ開発研修やアイデアワークショップを経て開発された5本のアプリが、米アップル社の審査を経て、ついに全世界に公開!!
これを記念して、岐阜県庁で報道機関向けの体験会を開催。ミナモも駆けつけてくれて、アプリの公開をお祝い♪新聞にもしっかり掲載されました。
AppStoreに接続して「サマーキャンプ2014」で検索すると、今回の5本のアプリが表示されるので、ぜひダウンロードして高校生が開発したアプリを体験してみてくださいね。
<開催協力>
- タイムカプセル(株):アプリ開発研修講師、研修カリキュラム作成
- (株)パソナテック:アイデアワークショップ進行、ハッカソン講師、発表会進行
- (株)サラダコスモ:ちこり茶の提供
- サンメッセ(株):オリジナルうちわの提供
- 伊藤忠アーバンコミュニティ・グループ:ノベルティグッズの提供
- (株)ビル代行:宿泊、広報
- ソフトピアジャパン企業誘致・エリア活性化推進協議会:トートバッグ、ポロシャツの提供
<運営>
- 主催:岐阜県、(公財)ソフトピアジャパン
- 共催:岐阜県商業教育研究会
- 後援:岐阜県教育委員会