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HIV曝露事故(針刺し事故等)後の感染予防薬配置について
HIV抗体陽性又はHIV抗体陽性が強く疑われる患者の血液・体液に曝露し、感染のリスクが高いと考えられる場合は、抗HIV薬を服用することが推奨されています。
岐阜県では、こうした事故の際、できる限り早急に予防内服するために、県内の8医療機関に依頼し、抗HIV薬を配置しています。
HIV曝露事故の発生した医療機関において、当該事故の発生した医療機関の医師及び被曝露者が応急的に予防内服が必要と判断した場合に、原則1日分の抗HIV薬を分与します。
抗HIV薬の分与を希望する場合には、最寄りの「HIV曝露事故後の感染予防薬配置医療機関」に、電話にて事故の状況等を説明し、あらかじめ予防薬の提供について了解を得て、「HIV曝露事故後の感染予防薬提供依頼書(病院長様[Wordファイル/35KB]:病院長様[PDFファイル/99KB])」を作成、持参し、分与を受けてください。
体制のイメージ図 [PDFファイル/113KB]
HIV曝露事故後の感染予防薬配置医療機関窓口等
医療機関名 |
窓口 |
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平日時間内 |
時間外 |
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岐阜大学医学部附属病院 |
所属 | 第一内科 | 所属 | 第一内科 |
電話番号 | 058-230-6000(内線:7200、7201) | 電話番号 | 058-230-6000(内線:7530、7531) | |
岐阜県総合医療センター (岐阜市野一色4-6-1) |
所属 | 薬剤部 | 所属 | 薬剤部 |
電話番号 | 058-246-1111(PHS:8275) | 電話番号 | 058-246-1111(PHS:8308) | |
FAX | 058-249-0011 | FAX | 058-249-0011 | |
大垣市民病院 (大垣市南頬町4-86) |
所属 | 薬剤部 | 所属 | 薬剤部 |
電話番号 | 0584-81-3341(内線:1162、1163) | 電話番号 | 0584-81-3341(内線:1162、1163) | |
FAX | 0584-77-0854 | FAX | 0584-77-0854 | |
中部国際医療センター (美濃加茂市健康のまち一丁目1番地) |
所属 | 薬剤部 | 所属 | 薬剤部 |
電話番号 | 0574-66-1100(内線:7712) | 電話番号 | 0574-66-1100(内線:7733) | |
FAX | 0574-66-1574 | FAX | 0574-66-1574 | |
岐阜県立多治見病院 (多治見市前畑町5-161) |
所属 | 薬剤部 | 所属 | 薬剤部 |
電話番号 | 0572-22-5311(内線:3108) | 電話番号 | 0572-22-5311(内線:7440) | |
FAX | 0572-22-6135 | FAX | 0572-22-6135 | |
中津川市民病院 (中津川市駒場1522-1) |
所属 | 薬剤部 | 所属 | 薬剤部 |
電話番号 | 0573-66-1251 | 電話番号 | 0573-66-1251 | |
FAX | 0573-65-7065 | FAX | 0573-65-7065 | |
高山赤十字病院 (高山市天満町3-11) |
所属 | 薬剤部 | 所属 | 薬剤部 |
電話番号 | 0577-32-1111 | 電話番号 | 0577-32-1111 | |
FAX | 0577-33-7365 | FAX | 0577-33-7365 | |
岐阜県立下呂温泉病院 (下呂市森2211) |
所属 | 薬剤部 | 所属 | 薬剤部 |
電話番号 | 0576-23-2222 | 電話番号 | 0576-23-2222(内線:9940) | |
FAX | 0576-23-2223 | FAX | 0576-23-2223 |
配置する予防薬
TDF/FTC(ツルバダ錠)RAL(アイセントレス錠)
留意点
・予防薬を内服する場合には、できる限り速やかに(可能であれば2時間以内に)開始します。
・予防薬は妊娠初期の胎児に対する安全性は確立されていません。
・予防薬の内服の判断は、曝露事故の発生した医療機関の医師と被曝露者が行ってください。
・専門医に助言を求める場合には、「HIV/エイズ診療拠点病院」に連絡してください。
・各医療機関は曝露事故が起こった際に、適切に対応するために、「医療事故後のHIV感染防止のための予防服用マニュアル(国立国際医療研究セ ンター)」や「抗HIV治療ガイドライン(厚生労働省研究費補助金エイズ対策事業)」等を参考にし、医療機関ごとに独自のマニュアル等を作成するなど、院内感染対策として曝露事故発生時の感染予防の方法をあらかじめ定め、医療従事者に周知をお願いします。
関連Webサイト
国立国際医療研究センター病院エイズ治療・研究開発センター「HIV/エイズ診療拠点病院一覧(東海ブロック)」<外部リンク>
国立国際医療研究センター病院エイズ治療・研究開発センター「血液・体液曝露事故(針刺し事故)発生時の対応」<外部リンク>
「抗HIV治療ガイドライン」(厚生労働科学研究費補助金エイズ対策研究事業「HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究」)<外部リンク>
要領・様式
・HIV曝露事故後の感染予防薬配置・提供要領(HIV曝露事故後の感染予防薬配置・提供要領 [PDFファイル/241KB])
・様式1HIV曝露事故後の感染予防薬配置医療機関窓口等報告書(様式1HIV曝露事故後の感染予防薬配置医療機関窓口等報告書 [Wordファイル/35KB]:様式1HIV曝露事故後の感染予防薬配置医療機関窓口等報告書 [PDFファイル/70KB])
・様式2HIV曝露事故後の感染予防薬配置医療機関窓口等変更報告書(様式2HIV曝露事故後の感染予防薬配置医療機関窓口等変更報告書 [Wordファイル/34KB]:様式2HIV曝露事故後の感染予防薬配置医療機関窓口等変更報告書 [PDFファイル/64KB])
・様式3HIV曝露事故後の感染予防薬配置医療機関窓口等一覧(様式3HIV曝露事故後の感染予防薬配置医療機関窓口等一覧 [Wordファイル/52KB]:様式3HIV曝露事故後の感染予防薬配置医療機関窓口等一覧 [PDFファイル/77KB])
・様式4HIV曝露事故後の感染予防薬提供依頼書(様式4HIV曝露事故後の感染予防薬提供依頼書 [Wordファイル/35KB]:様式4HIV曝露事故後の感染予防薬提供依頼書 [PDFファイル/100KB])
・様式5HIV曝露事故後の感染予防薬受領書(様式5HIV曝露事故後の感染予防薬受領書 [Wordファイル/29KB]:様式5HIV曝露事故後の感染予防薬受領書 [PDFファイル/64KB])
・様式6HIV曝露事故後の予防薬使用(提供)報告書(様式6HIV曝露事故後の予防薬使用(提供)報告書 [Wordファイル/29KB]:様式6HIV曝露事故後の予防薬使用(提供)報告書 [PDFファイル/59KB])