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紙本著色十六善神図[しほんちゃくしょく・じゅうろくぜんしんず]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 美濃加茂市 |
所有者 | 瑞林寺 |
指定年月日 | 昭和49年3月6日 |
十六善神は、正しくは般若守護十六善神といい、大般若経又はその経の受持者を保護する16躯の護法善神のことである。
瑞林寺の十六善神は、釈迦如来の左右背面に雷神、風神が描かれている。釈迦に向かって右下の象に乗った普賢菩薩、左下に獅子に乗った文殊菩薩が描かれ、下方に大般若経を守護する16躯の護法神が描かれているのは一般的である。
作品は破損が目立ち折れ目が多いが、筆法、筆力、著色からは、技法が熟達していることがわかる。