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荒尾南遺跡弥生土器15
遺跡名
荒尾南遺跡
所在地
大垣市荒尾町
時代
弥生時代前期
種類
弥生土器
出土状況
河川跡(NR015)
河川跡の砂や小石が堆積した層の中から出土しました。西日本に広く見られる遠賀川系土器の壺で、口縁部には長さ約1cmの突起が並んでいます。一部は欠損していますが、復元すると突起は全部で19個になると考えられ、突起は交互に内側部分が赤く塗られています。土器の表面には全体に黒色顔料が塗られ、部分的には赤色顔料で文様らしきものが描かれており、蓋を固定するためと思われる小孔が2か所開けられています。
口径:15.9cm