ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > 教育・文化・スポーツ・青少年 > 文化・芸術 > 文化財 > > 青銅製燭台と花瓶[せいどうせいしょくだいとけびょう]

本文

青銅製燭台と花瓶[せいどうせいしょくだいとけびょう]

青銅製燭台と花瓶[せいどうせいしょくだいとけびょう]

分類 重要文化財
指定別
所在地 可児市兼山
所有者 大通寺
指定年月日 昭和42年11月13日

 花瓶と燭台と香炉で三種の仏器と言われている。いま大通寺に残されているのは、燭台と花瓶である。香炉があったと思われるが、失われて存在しない。

 燭台2台のうち、1基は青銅製で、高さ44.0cm、柱の部分に精巧な出来の龍が巻き付いている。重厚な感じの作で、表面錆を生じ青色を呈している。

 他の1基は、同じく青銅製で、高さ45.0cm、台の側面に天文九庚子年二月日中井戸観音坊什物の陰刻銘がある。

 花瓶は青銅製で、高さが31.0cm、濃州中井戸戸立観音坊什物弘治元乙卯年十一月一日の陰刻銘がある。