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岐阜県輸出関係調査結果2005
平成17年岐阜県輸出関係調査結果
調査の概要
表1〜5のダウンロード[Excelファイル/95KB]
概況
- 輸出額は6602億円で、前年に比べ761億円(前年比13.0%)増となった。
- 事業所数は362事業所で、前年に比べ9事業所(同△2.4%)減となった。
- 産業別輸出額は、電子部品・デバイスが前年に比べ286億円(同21.8%)増となった。
- 輸出先別輸出額は、アジア向けが2526億円(構成比38.3%)で、前年に比べ29億円(前年比1.2%)増となった。
- 圏域別輸出額は、中濃圏域が3127億円(構成比47.4%)で、前年に比べ61億円(前年比2.0%)増となった。
(表−1?4)
1輸出額の状況 輸出額は2年連続の増加
- 輸出額は6602億円で前年に比べ761億円(前年比13.0%)増となり、2年連続の増加となった。これは電子部品・デバイスが286億円増加したのを始め、輸送用機械器具が212億円増加、一般機械器具が158億円増加など、ほぼ全産業で輸出額が増加したことによる。
- 製造品出荷額等に占める輸出額の割合は、13.0%(同1.2ポイント増)となった。(表−1)
区分 | 事業所数 | 輸出額(A) | 製造品出荷額等(B) | 輸出割合 (A)/(B) |
|||
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対前年 増減率 |
対前年 増減率 |
(4人以上) | 対前年 増減率 |
||||
年 | % | 百万円 | % | 百万円 | % | % | |
8年 | 377所 | ▲5.0% | 347,672百万円 | 45.0% | 5,285,008百万円 | 2.4% | 6.6% |
9年 | 376所 | ▲0.3% | 391,871百万円 | 12.7% | 5,478,957百万円 | 3.7% | 7.2% |
10年 | 369所 | ▲1.9% | 476,649百万円 | 21.6% | 5,190,309百万円 | ▲5.3% | 9.2% |
11年 | 371所 | 0.5% | 403,136百万円 | ▲15.4% | 4,869,904百万円 | ▲6.2% | 8.3% |
12年 | 364所 | ▲1.9% | 470,283百万円 | 16.7% | 5,085,773百万円 | 4.4% | 9.2% |
13年 | 361所 | ▲0.8% | 562,415百万円 | 19.6% | 4,959,937百万円 | ▲2.5% | 11.3% |
14年 | 381所 | 5.5% | 518,541百万円 | ▲7.8% | 4,717,030百万円 | ▲4.9% | 11.0% |
15年 | 377所 | ▲1.0% | 515,048百万円 | ▲0.7% | 4,829,568百万円 | 2.4% | 10.7% |
16年 | 371所 | ▲1.6% | 584,105百万円 | 13.4% | 4,945,260百万円 | 2.4% | 11.8% |
17年 | 362所 | ▲2.4% | 660,234百万円 | 13.0% | 5,088,126百万円 | 2.9% | 13.0% |
注)平成16年以前の製造品出荷額等の数値は経済産業省「工業統計表」による。
2産業別輸出状況 一部を除くほとんどの産業で増加
- 産業別に輸出状況をみると、電子部品・デバイスが1602億円(構成比24.3%)と最も多く、次いで電気機械器具が1524億円(同23.1%)、輸送用機械器具が1192億円(同18.0%)、一般機械器具が1066億円(同16.1%)と、前年同様に4産業で全体の8割以上を占めている。
- 前年に比べ、電子部品・デバイスが286億円(前年比21.8%)増となった。これはプリント回路、その他の電子部品等が増加したことによる。輸送用機械器具は212億円(同21.6%)増となった。これは自動車車体等が増加したことによる。また、一般機械器具は158億円(同17.4%)増となったが、これは金属工作機械等が増加したことによる。(表−2)
産業別輸出額の対前年比
3輸出先別輸出状況 ヨーロッパ向けが好調な増加を持続
- 輸出先別に輸出状況をみると、アジアが電子部品・デバイスを中心に2526億円(構成比38.3%)と最も多く、次いでヨーロッパが電気機械器具を中心に1856億円(同28.1%)、北米が電気機械器具を中心に1404億円(同21.3%)と、3地域で全体の9割近くを占めている。
- 前年に比べ、旧ソ連・中欧・東欧を除き、全ての地域で増加した。ヨーロッパが電子部品・デバイスを中心に348億円(前年比23.0%)増、北米が一般機械器具を中心に124億円(同9.7%)増、中南米が電子部品・デバイスを中心に107億円(同40.9%)増などとなった。これは、ヨーロッパではその他の電子部品、中南米ではプリント回路、北米では金属工作機械が増加したことによる。(表−3,5)
輸出先別産業別の輸出状況
輸出先別輸出額の対前年比
4圏域別輸出状況 飛騨圏域を除く全域で増加
- 圏域別輸出状況をみると、中濃圏域が電気機械器具を中心に3127億円(構成比47.4%)と最も多く、次いで西濃圏域が電子部品・デバイスを中心に2126億円(同32.2%)、岐阜圏域が輸送用機械器具を中心に833億円(同12.6%)の順となっている。
- 前年に比べ、飛騨圏域を除く全圏域で輸出額が増加した。西濃圏域が電子部品・デバイスを中心に348億円(前年比19.6%)増、岐阜圏域が輸送用機械器具を中心に234億円(同39.0%)増、東濃圏域が電子部品・デバイスを中心に119億円(同35.1%)増などとなった。これは、西濃圏域ではプリント回路、岐阜圏域では自動車車体・付随車、東濃圏域ではその他の電子部品が増加したことによる。
(表−4)
圏域別産業別の輸出状況
圏域別輸出額の対前年比