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十五社神社本殿[じゅうごしゃじんじゃほんでん]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 山県市大桑 |
所有者 | 十五社神社 |
指定年月日 | 令和元年9月27日 |
現在の本殿は、元禄14年(1701)に建立された。本殿東側の側面には仙人や二十四孝のような建築彫刻が付加されているが、これらの建築彫刻や向拝水引虹梁[こうはいみずひきこうりょう]、妻飾りの二重虹梁の絵様などは近世社寺建築の特徴を示している。屋根は切妻造[きりつまづくり]、檜皮葺[ひわだぶき]で、正面に千鳥破風[ちどりはふ]が、向拝に軒唐破風[のきからはふ]がついている。また板戸には十二支を主題とした彫刻がほどこされている。軸部は獅子の丸彫で、獅子は阿口と吽口が交互に並ぶ。