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岐阜県鉱工業指数月報201004
岐阜県鉱工業指数(平成22年4月分)
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生産指数〜前月比1.1%の低下〜
1.概況
平成22年4月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、一般機械工業、電子部品・デバイス工業等が上昇したものの、輸送機械工業、金属製品工業等が低下したため、前月に比べ生産指数は1.1%減と低下に転じた。また、出荷指数は0.4%減と3カ月ぶりに低下し、在庫指数は4.6%減と4カ月ぶりに低下した。
なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は22.5%増となり、5カ月連続で前年を上回った。
2.主要業種の動向
主要業種別に季節調整済指数を前月と比べると、金属製品工業の生産は、作業工具、橋りょう等が増加したものの、ボルト・ナット、アルミサッシ等が減少したため、6.0%減と低下に転じた。また、出荷は5.1%減、在庫は1.6%減と、ともに低下に転じた。
機械工業の生産は、乗用車ボデー、換気扇等が減少したものの、電子回路基板、超硬工具(超硬チップを除く)等が増加したため、0.4%増と11カ月連続で上昇した。また、出荷は0.2%減と3カ月ぶりに低下、在庫は1.0%増と前月に引き続き上昇した。
窯業・土石製品工業の生産は、特殊炭素製品、タイル(陶磁器製タイル)等が減少したものの、生コンクリート、耐火れんが等が増加したため、1.1%増と前月に引き続き上昇した。また、出荷は7.1%減と低下に転じ、在庫は7.4%減と前月に引き続き低下した。
プラスチック製品工業の生産は、ホース(プラスチック製)、プラスチック製フィルム等が増加したものの、プラスチック製容器、プラスチック製機械器具部品等が減少したため、0.2%減と3カ月連続で低下した。また、出荷は2.1%増と前月に引き続き上昇し、在庫は3.6%減と低下に転じた。
(注)化学工業のうち医薬品については3、4月分のデータ未入手のため、季節調整済指数で前々月並に仮置いております。