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岐阜県鉱工業指数月報200812
岐阜県鉱工業指数(平成20年12月分)
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生産指数前月比3.5%の低下
1.概況
平成20年12月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、化学工業、情報通信機械工業等が上昇したものの、電子部品・デバイス工業、一般機械工業等が低下したため、前月に比べ生産指数は
3.5%減と3カ月連続で低下した。また、出荷指数も1.9%減と3カ月連続で低下し、在庫指数は4.1%増と前月に引き続き上昇した。
なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は20.3%減となり、5カ月連続で前年を下回った。
2.主要業種の動向
主要業種別に季節調整済指数を前月と比べると、金属製品工業の生産は、アルミサッシ、架線金物等が増加したものの、ボルト・ナット、軽金属板製品(産業用品)等が減少したため、4.8%減と3カ月連続で低下した。また、出荷も7.3%減と3カ月連続で低下し、在庫は17.1%増と上昇に転じた。
機械工業の生産は、乗用車ボデー、携帯電話等が増加したものの、電子回路基板、金型等が減少したため、9.0%減と前月に引き続き低下した。
また、出荷は1.8%減と3カ月連続で低下し、在庫は1.3%増と上昇に転じた。
窯業・土石製品工業の生産は、特殊炭素製品、生コンクリート等が増加したものの、ガラス製品(容器類)、触媒担体・セラミックフィルタ等が減少したため、7.6%減と3カ月連続で低下した。
また、出荷も1.6%減と前月に引き続き低下し、在庫は1.2%増と4カ月ぶりに上昇に転じた。
化学工業の生産は、触媒(自動車排気ガス用)が減少したものの、医薬品、活性炭等が増加したため、12.3%増と4カ月ぶりに上昇に転じた。
また、出荷も11.7%増と4カ月ぶりに上昇に転じ、在庫は2.8%減と低下に転じた。
プラスチック製品工業の生産は、パイプ、日用品・雑貨プラスチック製品等が増加したものの、プラスチック製フィルム、プラスチック製容器等が減少したため、6.0%減と4カ月連続で低下した。
また、出荷も6.2%減と前月に引き続き低下し、在庫は2.1%増と3カ月連続で増加した。