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岐阜県鉱工業指数月報200804
岐阜県鉱工業指数(平成20年4月分)
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生産指数前月比1.3%の上昇
1.概況
平成20年4月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、窯業・土石製品工業、一般機械工業等が低下したものの、電気機械工業、輸送機械工業等が上昇したため、前月に比べ生産指数は1.3%増と上昇に転じた。また、出荷指数も0.3%増と上昇に転じ、在庫指数は2.2%増と3カ月ぶりに上昇した。
なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は1.4%増となり、2カ月ぶりに前年を上回った。
2.主要業種の動向
主要業種別に季節調整済指数を前月と比べると、金属製品工業の生産は、架線金物、カミソリ等が減少したものの、ボルト・ナット、アルミサッシ等が増加したため、5.9%増と上昇に転じた。
また、出荷も4.4%増と3カ月ぶりに上昇し、在庫も3.4%増と3ヶ月連続で上昇した。
機械工業の生産は、旋盤、乗用車ボデー等が減少したものの、携帯電話、懸架制動装置部品(ショックアブソーバ)等が増加したため、2.0%増と上昇に転じた。また、出荷は1.1%減と前月に引き続き低下し、在庫は0.5%減と3カ月連続で低下した。
窯業・土石製品工業の生産は、特殊炭素製品、研削砥石等が増加したものの、ファインセラミックス、陶磁器製タイル等が減少したため、2.8%減と低下に転じた。また、出荷は横ばいで、在庫は1.0%増と前月に引き続き上昇した。
プラスチック製品工業の生産は、プラスチック製機械器具部品、プラスチック製品継手が増加したものの、プラスチック製フィルム、プラスチック製容器等が減少したため、2.0%減と前月に引き続き低下した。また、出荷も2.3%減と前月に引き続き低下し、在庫は3.8%増と5カ月ぶりに上昇した。
繊維工業の生産は、羽毛・羽根ふとん、ニット生地染色整理等が減少したものの、不織布、ニット製靴下等が増加したため、0.2%増と3カ月ぶりに上昇した。また、出荷は1.5%減と前月に引き続き低下し、在庫も2.6%減と6カ月連続で低下した。