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岐阜県鉱工業指数月報200801
岐阜県鉱工業指数(平成20年1月分)
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生産指数前月比0.8%の低下
1.概況
平成20年1月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、金属製品工業、その他工業等が上昇したものの、一般機械工業、電気機械工業等が低下したため、前月に比べ生産指数は0.8%減と前月に引き続き低下した。また、出荷指数は1.8%減と3カ月連続で低下し、在庫指数は1.0%増と前月に引き続き上昇した。
なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は0.8%増となり、4カ月連続で前年を上回った。
2.主要業種の動向
主要業種別に季節調整済指数を前月と比べると、金属製品工業の生産は、アルミサッシ、橋りょう等が減少したものの、ボルト・ナット、スチール又はステンレスシャッター等が増加したため、6.4%増と3カ月ぶりに上昇した。また、出荷は9.2%増と3カ月ぶりに上昇し、在庫は3.8%減と3カ月連続で低下した。
機械工業の生産は、乗用車ボデー、懸架制動装置部品(ショックアブソーバ)等が増加したものの、研削盤、携帯電話等が減少したため、4.5%減と前月に引き続き低下した。また、出荷は8.1%減と4カ月ぶりに低下し、在庫は1.8%増と前月に引き続き上昇した。
窯業・土石製品工業の生産は、特殊炭素製品、生コンクリート等が増加したものの、陶磁器製タイル、ガラス製品(容器類)等が減少したため、0.6%減と4カ月ぶりに低下した。また、出荷は1.4%増と3カ月ぶりに上昇し、在庫は0.1%減と低下に転じた。
プラスチック製品工業の生産は、発泡プラスチック製品、日用品・雑貨プラスチック製品等が増加したものの、プラスチック製機械器具部品、プラスチック製フィルム等が減少したため、1.7%減と低下に転じた。また、出荷は0.9%減と前月に引き続き低下し、在庫も1.8%減と前月に引き続き低下した。
繊維工業の生産は、羽毛・羽根ふとん、ニット生地染色整理等が減少したものの、不織布、織物製外衣等が増加したため、1.9%増と前月に引き続き上昇した。また、出荷は7.7%減と低下に転じ、在庫は1.4%減と3カ月連続で低下した。