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岐阜県鉱工業指数月報200706
岐阜県鉱工業指数(平成19年6月分)
鉱工業指数(季節調整済)(表)のダウンロード[Excelファイル/133KB]
生産指数前月比1.3%の低下
1.概況
平成19年6月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、電気機械工業、窯業・土石製品工業等が上昇したものの、一般機械工業、輸送機械工業等が低下したため、前月に比べ生産指数は1.3%減と低下に転じた。また、出荷指数は0.1%増と3カ月連続で上昇し、在庫指数は0.1%減と4カ月ぶりに低下に転じた。
なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は2.3%増となり、前月に引き続き前年を上回った。
2.主要業種の動向
主要業種別に季節調整済指数を前月と比べると、金属製品工業の生産は、軽金属板製品(産業用品)、石油温風暖房機等が増加したものの、アルミサッシ、ボルト・ナット等が減少したため、3.7%減と低下に転じた。また、出荷は6.0%減と低下に転じ、在庫は1.3%増と上昇に転じた。
機械工業の生産は、携帯電話、印刷機械等が増加したものの、研削盤、懸架制動装置部品(ショックアブソーバ)等が減少したため、0.8%減と低下に転じた。また、出荷は2.6%減と3ヶ月ぶりに低下に転じ、在庫は1.7%減と低下に転じた。
窯業・土石製品工業の生産は、石工品、安全ガラス等が減少したものの、ファインセラミックス、ガラス製品(容器類)等が増加したため、1.3%増と前月に引き続き上昇した。また、出荷は1.7%増と上昇に転じ、在庫は1.4%増と前月に引き続き上昇した。
プラスチック製品工業の生産は、プラスチック製フィルム、プラスチック製容器等が増加したものの、プラスチック製機械器具部品、発泡プラスチック製品等が減少したため、2.8%減と低下に転じた。また、出荷は5.6%減と低下に転じ、在庫は0.9%増となった。
繊維工業の生産は、織物製外衣、毛糸等が増加したものの、ニット製靴下、合成繊維織物染色整理等が減少したため、2.8%減と3カ月ぶりに低下に転じた。また、出荷は2.8%減と低下に転じ、在庫は1.4%減と前月に引き続き低下した。