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岐阜県鉱工業指数月報200705
岐阜県鉱工業指数(平成19年5月分)
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生産指数対前月比3カ月ぶりに上昇(5.6%)
1.概況
平成19年5月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、電気機械工業、その他工業等が低下したものの、窯業・土石製品工業、一般機械工業等が上昇したため、前月に比べ生産指数は5.6%増と3カ月ぶりに上昇に転じた。また、出荷指数は1.2%増と前月に引き続き上昇し、在庫指数は0.2%増と3カ月連続で上昇した。
なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は4.2%増となり、3カ月ぶりに前年を上回った。
2.主要業種の動向
主要業種別に季節調整済指数を前月と比べると、金属製品工業の生産は、スチール又はステンレスシャッター、作業工具等が減少したものの、ボルト・ナット、替刃等が増加したため、5.3%増と上昇に転じた。また、出荷は6.9%増と上昇に転じ、在庫は2.4%減と低下に転じた。
機械工業の生産は、ビデオカメラ(放送用を除く)、デジタルカメラ等が減少したものの、研削盤、懸架制動装置部品(ショックアブソーバー)等が増加したため、5.5%増と3カ月ぶりに上昇に転じた。また、出荷は3.1%増と前月に引き続き上昇し、在庫は2.3%増と上昇に転じた。
窯業・土石製品工業の生産は、道路用コンクリート製品、生コンクリート等が減少したものの、ファインセラミックス、陶磁器製タイル等が増加したため、13.3%増と5カ月ぶりに上昇した。また、出荷は0.8%減と低下に転じ、在庫は0.9%増と上昇に転じた。
プラスチック製品工業の生産は、プラスチック製フィルム、プラスチック製シート等が減少したものの、プラスチック製機械器具部品、発泡プラスチック製品等が増加したため、3.2%増と上昇に転じた。また、出荷は12.5%増と上昇に転じ、在庫は横ばいとなった。
繊維工業の生産は、織物製外衣、モケット・敷物(タフテッドカーペット)等が減少したものの、ニット製靴下、羽毛・羽根ふとん等が増加したため、2.7%増と前月に引き続き上昇した。また、出荷は7.4%増と上昇に転じ、在庫は0.4%減と低下に転じた。