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岐阜県鉱工業指数月報200704
岐阜県鉱工業指数(平成19年4月分)
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生産指数前月比1.4%の低下
1.概況
平成19年4月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、電気機械工業、輸送機械工業等が上昇したものの、化学工業、一般機械工業等が低下したため、前月に比べ生産指数は1.4%減と前月に引き続き低下した。また、出荷指数は1.0%増と上昇に転じ、在庫指数は1.1%増と前月に引き続き上昇した。
なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は0.6%減となり、前月に引き続き前年を下回った。
2.主要業種の動向
主要業種別に季節調整済指数を前月と比べると、金属製品工業の生産は、軽金属板製品(産業用品)、スチール又はステンレスシャッター等が増加したものの、替刃、作業工具等が減少したため、1.1%減と低下に転じた。また、出荷は1.5%減と低下に転じ、在庫は1.0%増と上昇に転じた。
機械工業の生産は、デジタルカメラ、研削盤等が増加したものの、はん用ディーゼル機関、携帯電話等が減少したため、0.3%減と前月に引き続き低下した。また、出荷は3.4%増と上昇に転じ、在庫は5.2%減と低下に転じた。
窯業・土石製品工業の生産は、ファインセラミックス、耐火煉瓦等が増加したものの、陶磁器製タイル、生コンクリート等が減少したため、0.7%減と4カ月連続で低下した。また、出荷は3.7%増と上昇に転じ、在庫は0.7%減と低下に転じた。
プラスチック製品工業の生産は、発泡プラスチック製品、その他のホース(プラスチック製)等が増加したものの、プラスチック製フィルム、プラスチック製機械器具部品等が減少したため、0.2%減と低下に転じた。また、出荷は7.0%減と低下に転じ、在庫は9.9%増と上昇に転じた。
繊維工業の生産は、織物製外衣、モケット・敷物(タフテッドカーペット)等が減少したものの、不織布、ニット生地等が増加したため、0.5%増と4カ月ぶりに上昇した。また、出荷は2.8%減と前月に引き続き低下し、在庫は0.8%増と上昇に転じた。