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岐阜県鉱工業指数年報2007
平成19年岐阜県鉱工業指数(平成17年基準)
エクセルファイル形式
- 岐阜県鉱工業指数の概要[PDFファイル/469KB]
- 表−1業種別生産・出荷・在庫指数の前年比[Excelファイル/29KB]
- 表−2主要業種の四半期別生産・出荷・在庫指数(季節調整済)と前期比[Excelファイル/33KB]
- 統計表生産・出荷・在庫・財別指数(原指数・季節調整済)[Excelファイル/210KB]
1概況
...生産・出荷・在庫いずれも4年連続で上昇...
生産指数対前年比3.1%の上昇
出荷指数対前年比2.1%の上昇
在庫指数対前年比2.4%の上昇
平成19年の生産指数は、繊維工業、その他工業等が低下したものの、一般機械工業、電子部品・デバイス工業等が上昇したため、前年比3.1%の上昇となった。また、出荷指数は一般機械工業、電子部品・デバイス工業等が上昇したため2.1%の上昇、在庫指数はその他工業、プラスチック製品工業等が上昇したため2.4%の上昇となった。
(図-1)
生産 | 出荷 | 在庫 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
指数 | 前年比(%) | 指数 | 前年比(%) | 指数 | 前年比(%) | |
平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 |
95.2 96.8 100.0 107.5 110.8 |
− 1.7% 3.3% 7.5% 3.1% |
93.9 97.7 100.0 107.7 110.0 |
− 4.0% 2.4% 7.7% 2.1% |
116.0 99.8 103.8 108.7 111.3 |
− △14.0% 4.0% 4.7% 2.4% |
注:年指数の値は、生産及び出荷指数は月指数の平均値、在庫指数は年末値による。
2業種別生産指数の動向
主要業種別に生産指数を前年と比べると、上昇したのは一般機械工業(前年比12.3%)、化学工業(同4.5%)、情報通信機械工業(同3.7%)、金属製品工業(同2.7%)の4業種となった。
一方、低下したのは、精密機械工業(同△7.8%)、繊維工業(同△7.1%)、パルプ・紙・紙加工品工業(同△2.3%)、食料品工業(同△1.1%)、輸送機械工業(同△0.8%)の5業種となった。
また、プラスチック製品工業は横ばいとなった。
(図-2、表−1[Excelファイル/29KB])
3全国、中部との生産指数の比較
...全国は2.8%、中部は3.1%の上昇...
(表−1[Excelファイル/29KB])
岐阜県 | 全国 | 中部 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
生産指数 | 前年比(%) | 生産指数 | 前年比(%) | 生産指数 | 前年比(%) | |
平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 |
95.2 96.8 100.0 107.5 110.8 |
− 1.7% 3.3% 7.5% 3.1% |
94.1 98.7 100.0 104.5 107.4 |
− 4.9% 1.3% 4.5% 2.8% |
90.3 95.8 100.0 107.7 111.0 |
− 6.1% 4.4% 7.7% 3.1% |
※「中部」とは、中部経済産業局管内5県(愛知、三重、石川、富山、岐阜)
※資料:経済産業省、中部経済産業局
4鉱工業指数の動き
生産指数の動きを四半期ごとにみると、低下傾向があったが緩やかに上昇に持ち直した。
また、出荷指数の動きは上昇傾向にある。
一方、在庫指数の動きは上昇傾向にある。
(図-3、表-1[Excelファイル/29KB])
業種別の鉱工業指数の動きは以下のとおり。
(1)金属製品工業
緩やかな上昇、低下を繰り返しながら上昇傾向が続き、前年比2.7%の上昇となった。
品目別にみると、鉄管継手、スチール又はステンレスシャッター等が減少したものの、ボルト・ナット、ばね等が増加した。
また、出荷指数も3.7%上昇し、在庫指数は4.4%の低下となった。
(図-4−1・2、表-1[Excelファイル/29KB])
(2)機械工業
上昇傾向が続き、前年比12.3%の上昇となった。
また、出荷指数、在庫指数もそれぞれ4.7%、11.8%の上昇となった。
(図-5、表-1[Excelファイル/29KB])
(2)<ア>一般機械工業
上昇傾向が続き、前年比12.3%の上昇となった。
品目別にみると、金型、給排水栓類(器洗浄弁・ボールタップを含む)等が減少したものの、旋盤、油圧機器等が増加した。
また、出荷指数も13.1%の上昇となった。
(図-6、表-1[Excelファイル/29KB])
(2)<イ>電気機械工業
上昇、低下を繰り返しながら推移したものの、前年比3.7%の上昇となった。
品目別にみると、携帯電話、デジタルカメラ等が減少したものの、プラズマテレビが増加した。
また、出荷指数は5.4%の低下となった。
(図-7、表-1[Excelファイル/29KB])
(2)<ウ>輸送機械工業
緩やかに減少傾向が続いたものの、10〜12月期に上昇傾向に転じたが、前年比0.8%の低下となった。
品目別にみると、乗用車ボデー、特装ボデーが増加したものの、ステアリング装置、機関部品等が減少した。
また、出荷指数も1.3%の低下となった。
(図-8、表-1[Excelファイル/29KB])
(3)窯業・土石製品工業
上昇、低下を繰り返しながら推移したものの、前年比1.4%の低下となった。
品目別にみると、触媒担体・セラミックフィルタ、研削砥石等が増加したものの、生コンクリート、タイル(陶磁器製タイル)等が減少した。
また、出荷指数も2.9%低下し、在庫指数は1.9%の上昇となった。
(図-9、表-1[Excelファイル/29KB])
(4)化学工業
緩やかに上昇傾向が続き、前年比4.5%の上昇となった。
品目別にみると、自動車排気ガス浄化用(触媒)、活性炭等が減少したものの、医薬品、無水酢酸等が増加した。
また、出荷指数も3.5%上昇し、在庫指数は2.4%の低下となった。
(図-10、表-1[Excelファイル/29KB])
(5)プラスチック製品工業
上昇、低下を繰り返しながら推移したものの、前年比横ばいとなった。
品目別にみると、プラスチック製機械器具部品、日用品・雑貨プラスチック製品等は減少し、プラスチック製フィルム、プラスチック製容器等は増加した。
また、出荷指数は1.6%上昇し、在庫指数も12.6%の上昇となった。
(図-11、表-1[Excelファイル/29KB])
(6)パルプ・紙・紙加工品工業
緩やかに上昇しながら推移したものの、前年比2.3%の低下となった。
品目別にみると、情報用紙、包装用紙が増加したものの、特殊印刷用紙、段ボール等が減少した。
また、出荷指数、在庫指数もそれぞれ4.1%、21.7%の低下となった。
(図-12、表-1[Excelファイル/29KB])
(7)繊維工業
緩やかに低下しながら、前年比7.1%の低下となった。
品目別にみると、不織布、ニット生地染色整理等が増加したものの、織物製外衣、合成繊維織物染色整理等が減少した。
また、出荷指数、在庫指数もそれぞれ5.1%、9.3%の低下となった。
(図-13、表-1[Excelファイル/29KB])