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岐阜県鉱工業指数月報200610
岐阜県鉱工業指数(平成18年10月分)
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生産指数前月比0.2%の上昇
1.概況
平成18年10月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、電気機械工業、精密機械工業等が低下したものの、金属製品工業、一般機械工業等が上昇したため、前月に比べ生産指数は0.2%増と上昇に転じた。また、出荷指数も1.4%増と上昇に転じ、在庫指数は3.9%増と前月に引き続き上昇した。
なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は4.5%増となり、19カ月連続で前年を上回った。
2.主要業種の動向
主要業種別に季節調整済指数を前月と比べると、金属製品工業の生産は、軽金属板製品(産業用品)、スチール又はステンレスシャッター等が減少したものの、ボルト・ナット、橋りょう等が増加したため、5.0%増と上昇に転じた。また、出荷も4.6%増と上昇に転じ、在庫は0.4%減と低下に転じた。
機械工業の生産は、旋盤、ポンプ等が増加したものの、携帯電話、印刷機械等が減少したため、1.7%減と前月に引き続き低下した。また、出荷も0.5%減と前月に引き続き低下し、在庫は7.6%増と4カ月連続で上昇した。
窯業・土石製品工業の生産は、生コンクリート、陶磁器製タイル等が減少したものの、ファインセラミックス、セメント等が増加したため、1.4%増と上昇に転じた。また、出荷も4.8%増と上昇に転じ、在庫は0.1%増と前月に引き続き上昇した。
プラスチック製品工業の生産は、プラスチック製フィルム、プラスチック製機械器具部品等が減少したものの、プラスチック製継手、その他のディスクレコード(プラスチック製)等が増加したため、0.2%増と前月に引き続き上昇した。また、出荷は6.8%増と上昇に転じ、在庫は0.9%増と前月に引き続き上昇した。
繊維工業の生産は、不織布、モケット・敷物(タフテッドカーペット)等が増加したものの、合成繊維織物染色整理、ニット製靴下等が減少したため、1.6%減と前月に引き続き低下した。また、出荷は3.8%増と前月に引き続き上昇し、在庫は0.2%減と5カ月連続で低下した。