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岐阜県鉱工業指数月報200605
岐阜県鉱工業指数(平成18年5月分)
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生産指数前月比1.1%の上昇
1.概況
平成18年5月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、化学工業、輸送機械工業等が低下したものの、一般機械工業、電気機械工業等が上昇したため、前月に比べ生産指数は1.1%増と上昇に転じた。また、出荷指数は5.0%増と4カ月ぶりに上昇し、在庫指数は0.4%減と低下に転じた。
なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は9.3%増となり、14カ月連続で前年を上回った。
2.主要業種の動向
主要業種別に季節調整済指数を前月と比べると、金属製品工業の生産は、軽金属板製品(産業用品)、粉末や金製品(機械材料)等が増加したものの、ボルト・ナット、鉄管継手(鋼管製)等が減少したため、3.8%減と前月に引き続き低下した。また、出荷は0.7%増と上昇に転じ、在庫は5.2%増と前月に引き続き上昇した。
機械工業の生産は、ステアリング装置、旋盤等が減少したものの、印刷機械、デジタルカメラ等が増加したため、1.0%増と上昇に転じた。また、出荷は6.8%増、在庫は0.3%増と、ともに前月に引き続き上昇した。
窯業・土石製品工業の生産は、陶磁器製電気用品、生コンクリート等が増加したものの、ファインセラミックス、セメント等が減少したため、3.7%減と低下に転じた。また、出荷は7.4%増と上昇に転じ、在庫は0.1%減と4カ月ぶりに低下した。
プラスチック製品工業の生産は、発泡プラスチック製品、日用品・雑貨プラスチック製品等が増加したものの、プラスチック製機械器具部品、その他のホース(プラスチック製)等が減少したため、1.3%減と低下に転じた。また、出荷は2.2%増と上昇に転じ、在庫は1.9%減と低下に転じた。
繊維工業の生産は、ニット生地、合成繊維糸等が減少したものの、綿糸、織物製外衣等が増加したため、7.3%増と上昇に転じた。また、出荷は2.2%増と3カ月連続で上昇し、在庫は横ばいであった。