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岐阜県鉱工業指数月報200602
岐阜県鉱工業指数(平成18年2月分)
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生産指数前月比1.2%の低下
1.概況
平成18年2月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、一般機械工業、輸送機械工業等が上昇したものの、パルプ・紙・紙加工品工業、電気機械工業等が低下したため、前月に比べ生産指数は1.2%減と低下に転じた。また、出荷指数も2.1%減と低下に転じ、在庫指数は0.9%減と5カ月ぶりに低下した。
なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は8.4%増となり、11カ月連続で前年を上回った。
2.主要業種の動向
主要業種別に季節調整済指数を前月と比べると、金属製品工業の生産は、スチール又はステンレスシャッター、軽金属板製品(産業用品)等が減少したものの、超硬チップ、ボルト・ナット等が増加したため、3.4%増と上昇に転じた。また、出荷も4.2%増と上昇に転じ、在庫は8.0%減と低下に転じた。
機械工業の生産は、旋盤、乗用車ボデー等が増加したものの、研削盤、デジタルカメラ等が減少したため、1.9%減と低下に転じた。また、出荷も5.3%減と低下に転じ、在庫は0.5%減と5カ月ぶりに低下した。
窯業・土石製品工業の生産は、陶磁器製タイル、陶磁器製電気用品等が増加したものの、ファインセラミックス、気泡コンクリート製品等が減少したため、0.4%減と低下に転じた。また、出荷も8.9%減と低下に転じ、在庫は2.2%増と上昇に転じた。
プラスチック製品工業の生産は、プラスチック製フィルム、強化プラスチック製品(型物)等が増加したものの、プラスチック製機械器具部品、プラスチック製継手等が減少したため、0.7%減と4カ月ぶりに低下した。また、出荷も1.1%減と4カ月ぶりに低下し、在庫は4.5%減と4カ月連続で低下した。
繊維工業の生産は、モケット・敷物(タフテッドカーペット)、不織布等が増加したものの、織物製外衣、毛糸等が減少したため、2.4%減と3カ月連続で低下した。また、出荷は7.9%減と前月に引き続き低下し、在庫は1.4%減と低下した。