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岐阜県鉱工業指数月報200601
岐阜県鉱工業指数(平成18年1月分)
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生産指数前月比5.4%の上昇
1.概況
平成18年1月の県内鉱工業の動向を季節調整済指数でみると、輸送機械工業、金属製品工業等が低下したものの、電気機械工業、窯業・土石製品工業等が上昇したため、前月に比べ生産指数は5.4%増と上昇に転じた。また、出荷指数も5.5%増と上昇に転じ、在庫指数は0.5%増と4カ月連続で上昇した。
なお、原指数で前年同月比をみると、生産指数は7.4%増となり、10カ月連続で前年を上回った。
2.主要業種の動向
主要業種別に季節調整済指数を前月と比べると、金属製品工業の生産は、橋りょう、石油温風暖房機等が増加したものの、ボルト・ナット、軽金属板製品(産業用品)等が減少したため、2.8%減と低下に転じた。また、出荷も3.1%減と低下に転じ、在庫は4.7%増と前月に引き続き上昇した。
機械工業の生産は、旋盤、数値制御工作機械等が減少したものの、研削盤、ビデオカメラ(放送用を除く)等が増加したため、5.2%増と上昇に転じた。また、出荷も11.0%増と上昇に転じ、在庫は1.0%増と4カ月連続で上昇した。
窯業・土石製品工業の生産は、陶磁器製タイル、陶磁器製台所用品食卓用品等が減少したものの、ガラス製品(容器類)、生コンクリート等が増加したため、5.9%増と上昇に転じた。また、出荷は8.4%増と上昇し、在庫は1.4%減と前月に引き続き低下した。
プラスチック製品工業の生産は、プラスチック製フィルム、プラスチック製シートが減少したものの、プラスチック製機械器具部品、日用品・雑貨プラスチック製品等が増加したため、3.2%増と3カ月連続で上昇した。また、出荷も3.9%増と3カ月連続で上昇し、在庫は1.3%減と3カ月連続で低下した。
繊維工業の生産は、毛糸、毛織物等が増加したものの、織物製外衣、不織布等が減少したためぃ握5%減と前月に引き続き低下した。また、出荷は0.5%減と低下に転じ、在庫は横ばいであった。