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岐阜県鉱工業指数月報200502
岐阜県鉱工業指数(平成17年2月分)
鉱工業指数(季節調整済)(表)のダウンロード[Excelファイル/108KB]
生産指数出荷指数ともに低下
概況
1.岐阜県鉱工業指数(2月分)
平成17年2月の県内鉱工業の動向(季節調整済、平成12年=100)をみると、化学工業等が増加したものの、プラスチック製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業等が減少したため、前月に比べ生産指数は1.1%減と低下に転じた。これを、全国の生産指数の低下率(2.3%減)と比較すると、低下率は小幅に留まった。また、出荷指数は4.4%減と低下に転じ、在庫指数は0.2%増と5ヶ月連続で上昇した。
これを主要業種別に前月と比べると、金属製品工業の生産は、ボルト・ナット、アルミサッシ等が増加したものの、橋りょう、作業工具等が減少したため、2.8%減と低下に転じた。また、出荷は0.4%減、在庫は5.3%減といずれも低下に転じた。
機械工業の生産は、乗用車ボデー、ポンプ等が増加したものの、研削盤、旋盤等が減少したため、0.9%減と低下に転じた。また、出荷は4.5%減と低下に転じ、在庫は1.7%増と4ヶ月連続で上昇した。
窯業・土石製品工業の生産は、陶磁器製タイル、ファインセラミックス等が増加したものの、ガラス製品(容器類)、生コンクリート等が減少したため、1.7%減と低下に転じた。また、出荷は0.1%減、在庫は0.4%減といずれも低下に転じた。
繊維工業の生産は、ニット製靴下、モケット・敷物(タフテッドカーペット)等が増加したものの、ニット生地染色整理、合成繊維織物染色整理等が減少したため、5.2%減と低下に転じた。また、出荷は16.3%減、在庫は0.7%減といずれも低下に転じた。