岐阜県鉱工業指数月報200501

岐阜県鉱工業指数(平成17年1月分)

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生産指数出荷指数大幅に上昇

概況

1.岐阜県鉱工業指数(1月分)

　平成17年1月の県内鉱工業の動向(季節調整済、平成12年=100)をみると、化学工業等が減少したものの、機械工業、プラスチック製品工業等が増加したため、前月に比べ生産指数は7.2%増と上昇に転じた。これは、全国の生産指数の上昇率(2.5%増)及び中部の生産指数の上昇率(3.9%増)と比較しても大幅な上昇である。また、出荷指数も9.9%増と大幅な上昇に転じ、在庫指数は3.6%増と4ヶ月連続で上昇した。

　これを主要業種別に前月と比べると、金属製品工業の生産は、軽金属板製品(産業用品)、粉末や金製品(機械材料)等が減少したものの、ボルト・ナット、橋りょう等が増加したため3.6%増と3ヶ月連続で上昇した。また、出荷は1.4%増、在庫は2.3%増といずれも上昇に転じた。
機械工業の生産は、電子回路基板、デジタルカメラ等が減少したものの、研削盤、ビデオカメラ(放送用を除く)等が増加したため、7.3%増と上昇に転じた。また、出荷は11.0%増と上昇に転じ、在庫は7.4%増と3ヶ月連続で上昇した。
窯業・土石製品工業の生産は、陶磁器製タイル、石工品等が減少したものの、ガラス製品(容器類)、ファインセラミックス等が増加したため、3.2%増と3ヶ月連続で上昇した。また、出荷は1.3%増と上昇に転じ、在庫は4.0%増と前月に引き続き上昇した。
繊維工業の生産は、細幅織物、織物製外衣等が減少したものの、毛糸、不織布等が増加したため、1.8%増と上昇に転じた。また、出荷は8.6%増、在庫は1.4%増といずれも上昇に転じた。

2.全国、中部との生産指数の比較(1月分)