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にんじん
岐阜県のにんじん
岐阜県では、各務原市を中心に栽培されています。5月から6月に収穫される「春夏にんじん」と、11月から12月に収穫される「冬にんじん」の年2作どりをしている全国でも珍しい産地です。
<にんじんの産地>
豆知識
にんじんの産地
「春夏にんじん」の栽培は、12月下旬の寒い時期から始まります。寒さから守り、成長を促すため「トンネル栽培」が行われており、この時期の各務原台地は辺り一面、白いじゅうたんで覆われたかのように見えます。一方、「冬にんじん」の栽培は8月上旬の暑い時期から始まります。
栽培地には「黒ボク土」とよばれる土壌が広がっています。保水性・透水性・通気性などに優れたその地質が、色鮮やかなにんじんを育てるのに適しているといわれています。
近年、産地では収穫機や選別機等の機械化を進めながら効率的なにんじんづくりに努めています。
また、土づくりや施肥改善、輪作体型等にいち早く取り組むことで、環境にやさしい産地として全国的に知られ、他産地の模範となっています。
更に、収穫時間を決めて予冷施設を活用することでとれたてのおいしいにんじんを常に出荷できるよう努めています。
簡単・おいしい!にんじん料理
にんじん丼(2人前)
<材料>
にんじん3本
ピーマン2個
ごま油大さじ1
シーチキン1缶
卵2個
塩、あらびきこしょう、きざみのり各適量
あたたかいごはん適量
<作り方>
- にんじん、ピーマンはせん切りにしておく。
- フライパンにごま油を熱し、1のにんじんを入れて塩をふり、中火で炒める。
- にんじんがしんなりしたらピーマンを加える。
- ピーマンの色が鮮やかになったらシーチキンを加え、ほぐしながらさらに炒める。
- 卵をときほぐして、4に加え、全体をかき混ぜながら炒める。
- 卵が固まったら塩で味を調え、あらびきこしょうをふる。
- どんぶりに温かいご飯を盛り付け、その上に6を乗せる。
- きざみのりをふりかけできあがり。