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「清流の国ぎふづくり」に向けた大江川における総合的な水質浄化対策
「清流の国ぎふづくり」に向けた大江川における総合的な水質浄化対策について
事業経緯
海津市内を流れる大江川では、流れがほとんどなく富栄養化が進み、平成22年には、微細な藻類であるアオコが発生・腐敗して、水質悪化や悪臭等で地元の苦情が相次ぐなど、河川環境面での問題が発生しています。
このため、「清流の国ぎふ」づくりの一環として、平成23年度に学識者や関係機関からなる「清流の国ぎふづくり大江川環境対策協議会」を設置し、ご意見をいただきながら浄化対策についての検討を進め、これまでに、水質対策船やモーターボートによる撹拌(かくはん)、底泥の浚渫(しゅんせつ)、揖斐川から大江川への導水社会実験など、水質浄化に向けた各種実験・調査を実施しました。
平成25年度からは、大江川流域の生活排水や農地からの栄養塩類の流入抑制に係る取り組み、水温上昇の抑制や水質浄化、あるいは発生したアオコの集積抑制の取り組みを、関係自治体や地域における取り組みと連携して、総合的な水質浄化対策として進めていきます。
清流の国ぎふづくり大江川環境対策協議会
大江川におけるアオコの発生メカニズムの解明や浄化対策などについて、幅広く検討する必要があることから、学識経験者や、国、海津市等の関係機関を構成員とする「清流の国ぎふづくり大江川環境対策協議会」を平成23年9月6日に設置し、各委員からの意見聴取を行いながら具体的な対策を検討しています。
学識経験者 |
水野瑞夫(座長岐阜薬科大学名誉教授/(一財)自然学総合研究所最高顧問) |
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国・自治体関係者等 |
海津市長 |